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03.蕎麦・うどん・寿司

2015年8月12日 (水)

蕎麦 恵土(そば えど) 葉山町堀内

Photo

夏の葉山のお立ち寄りは「蕎麦 恵土」 例年のように、年に1度の訪問です。

ディナー予約の電話をいれたところ、夏期シーズン(7月、8月、9月)は

昼 夜共にコース料理だけでの予約制とのこと。

店主お任せ、蕎麦懐石@5,400×3をお願いした。

 

引き戸を開けて中に入り、自分で靴を下駄箱にしまい、右手の座敷を抜け、次の襖を開けて、

廊下左手側の厨房にむかって声をかける。毎年の一連の流れだ。

利用は奥側の窓に近い4人掛けテーブル席。

テーブル・セッティング等は変わりがないため省略。

酒はハートランドビール(中ビン)から始まり、日本酒に進行。

前菜7種(3名分)

当該蕎麦懐石に、お品書きはなし。サーブ時に奥様から説明を受けられ、

今回コース料理は、前菜及びやきみそ以外は各自分の提供となる。

①そば寿し・・・カマスを軽く炙りそば寿しに。

②ミョウガの甘酢漬け・・・甘すぎず漬け加減上々。

③かぼちゃ含め煮・・・素材の持ち味を生かし、しっとりと仕上げて。

④青海苔のだし巻き卵・・・磯の風味がほんのりと香り大人味。

⑤芋茎(ズイキ)の胡麻酢和え・・・胡麻酢和えにすることであっさりと。

⑥白ゴーヤとじゃこの酢浸し・・・白ゴーヤの仄かな苦味が清々しくて爽快。

⑦地タコやわらか煮・・・出汁が効いていて柔らか。

(レンタロー) どれも見事だけんど、オラ、そば寿しが前菜チャンピオンだ思うだ。

魚の表面は香ばしく淡白な身はふっくらもっちり、そばにはほのかな甘酢を感じるだ。

完成度が高くて、食うたときの幸福感が半端ねえな。

青しそとクルミのやきみそ(3名分)

コースの定番。今年は、キュウリも添えられていました。

香ばしくて、甘すぎないやきみそをチビチビつまみながら、合い間にフレッシュな

キュウリをぱりぽり。これ、よい着想だと思う。

味がリセットされることで、出会いの感動が薄れない。

蕎麦豆富

下には蕎麦粉と葛粉を固めた蕎麦豆富、上は土佐酢のジュレで和えた夏野菜という構造。

見た目も華やかな夏野菜たちは、秋田の生蓴菜、ブルーベリー、トウモロコシ、

トマト、オクラ、花穂など。

風味を醸し出す涼しげなジュレに、それぞれの野菜の食感が生き、

蕎麦豆富との調和も素晴らしい。

涼感を誘いあっさりとして、まさに絶品という言葉に相応しい一品だった

鱧の焼霜造り

スダチと小皿の醤油は出汁醤油かと思うが、まずは塩わさびで味わう。

鱧は丁寧に骨切りし、さっと炙られて提供。見た目を裏切らず、繊細な味わいで唸らせる旨さだ。

これは塩わさびがいい。あえて醤油を使用する余地はないと思う。

美国の塩水ウニ@1,100×2

ここで奥様から1品料理の提案を受けられた。

北海道積丹美国町の無添加の海水うにと鱧の天ぷらだ。

鱧はすでにいただいているので、ミョウバンを使用していない塩水うにを別注文。

ムラサキウニの淡い色味も美しいが、口に含むとふわっとした磯の香りと

柔らかな甘みがあり、舌の上でとろける美味さ。その後味も実に綺麗だった。

そばがき

鴨汁仕立てで提供。

むっちりとした鴨肉のほか、夏野菜のモロヘイヤ、白葱、トマト、焼き茄子も入り具沢山。

刻んだミョウガの香りが立ち上り、モロヘイヤの粘り気、トマトのさっぱりとした酸味、

焼き茄子の香ばしさが口に広がり、ふんわりもちっとしたそばがきで恍惚感に浸る。

これだけ様々な具材が入っているのに味が対立しあわず見事にハーモニーを奏でている。

なんという贅沢な美味さなのだ。これもまた絶品であると褒め称えたい

サワラの天ぷら

野菜はヤングーコーン、インゲン。スダチとフランスのゲランドの塩が添えられている。

ふっくらジューシーなサワラも美味くて感動。

ご主人(店主)、どんどん天ぷらの腕も上がっているように思うわ。

毎年1回しか通えないくせに、生意気を言ってすみません(汗)。

(レンタロー) 鱧やウニには沖縄の塩を使っているんだよ。

手挽きせいろ

薬味は辛味大根と少量のネギ。

本日は幸運なことに限定の手挽きのせいろを用意してもらえた(/□≦、)

2013年訪問時、ご厚意で少し残った手挽きせいろをいただいたことがありますが、

今宵は各自がっちり食べれるのだ!

風味も抜群で美味しさが止まらず、会話そっちのけでそばに集中。

手挽きの底力を感じます。

そば湯

とろっとぽってり、そば湯も美味いなあ。堪能した。

デザート

デザートもご主人の手作り。手が空いたタイミングだったのか、サーブしてもらえた。

丹波の大納言小豆を使った自家製の水羊羹と桃、そして、皮ごと食べれる種なしのブドウ。

水羊羹も上品なコクと甘さがあって、甘味のレベルも高い。

(ノブロー) 奥さん、オラたちのことも覚えててくれたんだ。1年に1度きりなのに嬉しいで。

(レンタロー) ノブ、ありがてえことに、奥さんは夏がきたでオラたちのこと、

思い出して話してくれてたんだと。あったけえな~

ご主人は色々と飲食店に働き学ばれたが、そばに目覚めオープンする前には

立川の「無庵」さんで3年間蕎麦懐石を修行されたとのこと。

口数は少ないけれど、料理を作ることが好きで真面目な方のように思う。

 

お会計は、日本酒のおかわり(杯数は失念)を含め、

Hand011人当たり9,000円(千円未満四捨五入) 

帰り際には、奥様とご主人が共に見送ってくれ、夏の良い思い出が出来た。

また来年かあ。その日が今から待ち遠しい。

 

蕎麦 恵土(そば えど)

神奈川県三浦郡葉山町堀内870-7

TEL      046-876-3625

営業時間/ 12:00~15:00(L.O.14:00) 18:00~21:00(L.O19:30)

定休日    木曜・第1第3金曜

※蕎麦懐石満足度数は、5.0(*^・^)ノ特別です。

2015年2月22日 (日)

蕎麦nicco (ソバニコ) 下丸子

Nicco

蕎麦「nicco」 (ソバニコ) 再訪

(レンタロー) 管理人が最近寄らせてもろうてる、蕎麦屋さんにオラもお邪魔しただ。

前回はノブローだけだったで、ずるいだ。

002 (寝太郎) ひゃほー♪ 待望の蕎麦屋さんでの昼酒!僕も参加だよ。

香ばしい焼味噌@500(税込) 

ちょっぴり味が濃い目。酒が進みます。

燻製鴨ロース二種盛@700(税込)

せいろ。

天ぷらも綺麗に揚がっています。

牡蠣nicco

これは、別の平日に訪問した際のランチ。

せいろ・牡蠣フライ・サラダ・白玉デザート。@900(税込)+100円でかけ蕎麦に変更。

こちらは、燻製塩でジューシーな牡蠣フライを味わいます。

広々としたカウンターが気持ちがよく、女性一人でも入りやすいお店ですが、

窓側にはちゃんと2人掛けのお席もあります。

 

※現在店主一人で昼の営業をされているため、お蕎麦のみの提供とのこと。

早くスタッフさんが決まってくれると良いなあ。

 

蕎麦nicco (ソバニコ)
 
東京都大田区下丸子3-12-8

TEL  03-3756-2117      

営業時間/ 12:00~15:00 18:00~21:00

定休日     月曜日・第2火曜日・第4火曜日       -店舗情報「食べログ」より-

 

2015年1月25日 (日)

蕎麦nicco (ソバニコ) 下丸子

Nicco

蕎麦「nicco」 (ソバニコ) 再訪

みょうがの甘酢漬け@450(税込)

前回は女一人蕎麦屋呑みだったので、拙ブログのマスコットを同行させた。

利用はお気に入りのカウンター席の端。

日本酒(一合)純米酒 会津娘(福島 高橋庄作商店)@700 を呑みながら、みょうがをつまむ。

甘酢の加減も上々だ。

せいろ@800(税込)

二八蕎麦。薬味は白ネギと山葵。蕎麦の風味と仄かな甘みを愉しむ。

(ノブロー) 店主も感じがええんだよ。オラもまたお邪魔させてもらおう思うてるんだ。

 

蕎麦nicco (ソバニコ)
 
東京都大田区下丸子3-12-8

TEL  03-3756-2117      

営業時間/ 12:00~15:00 18:00~21:00

定休日     月曜日・第2火曜日・第4火曜日       -店舗情報「食べログ」より- 

2015年1月21日 (水)

蕎麦nicco (ソバニコ) 下丸子

Nicco

蕎麦「nicco」 (ソバニコ) 再訪

昨日より、通常メニューに加え、お昼限定メニューが始まった。
昼限定は、天ぷらniccoと牡蠣niccoの2種類。 

天ぷらniccoは、せいろ・天ぷら二種(車海老と舞茸)・サラダ・白玉デザート。@1,200(税込)

牡蠣niccoは、せいろ・牡蠣フライ・サラダ・白玉デザート。@900(税込)

双方ともに、+100円でかけ蕎麦に変更可能。

上記写真は、天ぷらniccoをかけ蕎麦でお願いしたものになる。

天ぷらは、天つゆと大根おろしの他に、好みで使えるようワイン塩が小皿で添えられ、

サラダは水菜とミニトマトをオリーブオイルを効かせたさっぱり味のドレッシングで。

くつろぎの甘味、可愛らしい白玉デザートも手作り。もちもち食感は抹茶ソースで味わえる。

また、夜限定になるが、天ぷら盛り合わせもメニューに加わった。楽しみである。

 

蕎麦nicco (ソバニコ)
 
東京都大田区下丸子3-12-8

TEL  03-3756-2117      

営業時間/ 12:00~15:00 18:00~21:00

定休日     月曜日・第2火曜日・第4火曜日       -店舗情報「食べログ」より-

2015年1月18日 (日)

蕎麦nicco (ソバニコ) 下丸子

Nicco

蕎麦「nicco」 (ソバニコ)

下丸子駅より徒歩3~4分。都道11号線沿い。

以前、「marucoばーる」というカジュアルなバールのあった場所だ。

同店の閉店により改装工事が行われ、現在、品数は多くないが、

店主が真摯に向き合った蕎麦と厳選したつまみが揃う大人仕様の蕎麦店として

2014年10月にオープンした。

蕎麦の手打ち場を有する当店。

その日の蕎麦は店頭に貼りだされており、昨年末には限定数の蕎麦も販売されていた。

住むエリアに近いので、前からずっと訪問したかったのだけれど、

私には中華というテーマがあり先延ばしになっていました。

このジャンルに多くを語れるほど、経験値は高くないが、蕎麦は大好きな自分である。

個人の備忘録として記録させていただきたい。

入店すると、カウンター内のスタッフさんから声掛けあり。

タイミング的に先客がいなかったためお好きな席にとのこと。

静かに洋楽のBGMが流れるスタイリッシュな店内には、テーブル席(3卓)と

幅広の1枚板のカウンターに5席を設け、シンプル&モダンな雰囲気。

自身は、カウンター席を選んだ。

卓上には七味唐辛子、爪楊枝、メニュー。

着座後には、使い捨て紙おしぼり、そば茶がサーブされる。

この日の昼は男性スタッフさんと、店主の2人体制。

 

蕎麦を手繰る前に日本酒で蕎麦前を愉しもう。

日本酒は3種類。焼酎もたしか3種類だったかな。

お昼間、女一人蕎麦屋呑み。我ながら、大人だ&ちょっと寂しい。

日本酒(一合)純米酒 会津娘(福島 高橋庄作商店)@700 片口での提供。

香ばしい焼味噌@500(税込)

そばつゆも入っているのかしら、ちょっと味は濃い目だけれど、

くるみも入り、上には、そばの実を揚げたあられをふりかけ食感アップ。

チビチビいただき日本酒を呑むには嬉しい酒肴。

辛味おろしせいろ@950(税込)

角盆にのせて運ばれる。

カツオの香るきりっと辛目のつゆに、辛味大根のボリュームもたっぷり。

これはつゆに溶く以前に、酒肴にもなる。

薬味の山葵はもちろん摩り下ろしたフレッシュなもの。ほか白ネギと、役者が揃った。

蕎麦は、きりっとしめ、単体でも食べれる味の良さ。 

噛むとほんのりと甘みがあって、手ごたえを感じた。

そば湯は、食事の後半にサーブ。旨味はあるけれど、さらっと飲みやすいものでした。

 

手打ち蕎麦一本で勝負しているため、丼物なし。この潔さがとても素敵だ。

場所柄、ご近所の家族連れの利用もあるが、もっぱらは大人の蕎麦道を愉しめる店。

これから肴も少しずつ増やしていきたいとの話。

付近での注目株であるが、まだまだ新店で認知されていない。皆様の応援を願う。

 

蕎麦nicco (ソバニコ)
 
東京都大田区下丸子3-12-8

TEL  03-3756-2117      

営業時間/ 12:00~15:00 18:00~21:00

定休日     月曜日・第2火曜日・第4火曜日       -店舗情報「食べログ」より-

2014年8月11日 (月)

蕎麦 恵土 葉山町堀内

Edo

夏の葉山のお立ち寄りは「蕎麦 恵土」 例年のように、年に1度の訪問です。

予約の電話をいれたところ、

夏期(7月19日~8月31日)は昼夜共に蕎麦懐石のみの営業とのこと。
(前日までの予約)

今回は夜の蕎麦懐石@5,400×2 の紹介です。

 

1年ぶりに向かう小道。店の前に到着すると、我が家に戻ってきたような懐かしさがこみあげてくる。

引き戸を開けて中に入り、自分で靴を下駄箱にしまう。右手の座敷に向かったけれど、奥様はいない。

――厨房だ。

座敷を抜け襖を開けて、廊下左手側の厨房にむかって声をかけた。

利用は入口に近い4人掛けテーブル席。

店内の老朽化は気になるところだけれど、それも当店の味わいだと思っている。

テーブル・セッティングは、箸置き、店名入り箸袋に入った割り箸、コースター、取り皿。

白タオル地のおしぼりは、トレー置き。去年と変らず。

この日の日本酒は、3種類。

その中の1本、特別純米 生原酒 李白(島根)@980 が口開けだったので注文(×2)。

超辛口ですが、旨味もあってきりっとした飲み口。

前菜7種(2名分)

蕎麦懐石は店主お任せで、お品書きはなし。サーブ時に奥様から説明を受けます。

見聞きしたことで控えていますから、正式名とは異なるかもしれません。

①トコブシ・・・じっくり味が浸み込み、歯がすっと入る柔らかさ。

②ミョウガの甘酢漬け・・・夏の定番という感じ。

③かつおのそば寿し・・・かつおに水っぽさはなく、ねっちりとして、状態が良い。

④トマトとそうめん南瓜のお浸し・・・別名は金糸瓜。夏を収穫時期とする旬野菜で
加熱することで、果肉の繊維がほぐれ、糸状になるため、そうめん南瓜と呼ばれています。
シャキシャキとした食感でトマトの爽やかな酸味を含んだ和出汁との相性も抜群。
あっさりとしたお浸し。

⑤カボチャコロッケ・・・熱々出来立て、仕上げに塩をひとふり。カボチャのほっくりとした甘みに癒される。

⑥白ゴーヤの塩もみにじゃこと鰹節を和えたもの・・・白ゴーヤは緑のゴーヤより苦味が強くなく、
ここではじゃこと鰹節で和え、さっぱりと酢の物仕立てでの提供。

⑦焼き茄子のゼリー寄せ・・・香りが香ばしい。上にはゴマソース。美味。

使う野菜には一仕事を施し、個々に味を変えてくれているので、箸をつける喜びを感じた。

(ノブロー) かつおのそば寿しは、2010年にもごっちゃんになってるな。

青しそとクルミのやきみそ(各自分)

当店の定番!香ばしくて、甘すぎず美味いのだ。

(タクロー) こんで、日本酒が進んじまうな。

冷やかけそば(各自分)

「すだちは香りづけですが、召し上がることもできます」

奥様の言葉に、うんうん、とうなずく私と連れ(寝太郎さん)。

冷やかけそばも食べたかったのでコースに組まれていて良かった。

すだちの上には鰊、トップを大葉が飾る。

鰊はこてこてに甘くなく、上手に炊けて身もふっくら。単体でも勝負できる旨さだ。

蕎麦も風味が豊かで、うんまい!

つゆも濃すぎず、さっぱりと清涼感に溢れ、蒸し暑さを忘れさせてくれた。

穴子入りだし巻き玉子(各自分)

箸をつけると玉子はふわっふわ。穴子も柔らかくて、ほんのりとした甘みの中に素材力が活きている。

そばがき

他には、鴨、鴨団子、丸茄子、シシトウ、ミョウガという充実したメンバー構成。

(ノブロー) 丸茄子は揚げてあるだよ。だで、香ばしさもあるな。

そばがきは口当たりがふわっと、そしてねっちり、もちっと。

出汁を効かせたあんかけには、かすかに生姜が効いている。

1つ1つに丁寧な仕事を重ね、仕上げたそばがき。簡単に食べてしまってはもったいない。

そんな気持ちを起こさせる味わいでした。

太刀魚の天ぷら

野菜は人参とオクラ。しっとりと美しく揚がった太刀魚は美味しい塩、またはすだちで。

せいろ(各自分)

料理は一品ずつ、タイミングを見て運んで来てくれる。いよいよ〆のせいろだ。

薬味は辛味大根のみ。そばつゆは2人分を蕎麦徳利に入れて。

やっぱり美味い。蕎麦本来の風味がしっかり感じられ、エッジが立っている。

これに合わせるつゆは、私にはやや甘めにも思えるけれど、これは個人の好みの問題。

蕎麦の香りを邪魔するものではない。

そば湯

いつものとろポタ系。

デザート

デザート前にはおしぼりの差し替えあり。

自家製のスイカシャーベット。トップのブルーベリーは凍らせて砂糖をまぶし、

種に見立てているのだとか。ナチュラルな美味しさに顔もほころんだ。

 

真面目な仕事がもてなしの心となって伝わる蕎麦懐石。

最後には、お茶をいただき今年の訪問も終わった。

「毎年のお越しありがとうございます」

奥様からの言葉だった。

まさか1年に1度きりの客を覚えていてくれたとは……。

当店が大好きで、通い続けて6年、私も寝太郎さんも感激(涙)。

帰り際には、ご主人(店主)が挨拶に出てきてくれて、また夏の良い思い出が出来た。

冷し緑茶(京都 宇治)@250を加算し、

Hand01お会計は、1人当たり7,000円(千円未満四捨五入)

最近は東京あたりで、日本蕎麦の懐石をいただく機会もないので、世間一般的な値段は

わかりませんが、この内容で5,400円はお値打ちだと思う。

また、来年お邪魔できることを切に願っています。

 

蕎麦 恵土(そば えど)

神奈川県三浦郡葉山町堀内870-7

TEL      046-876-3625 

営業時間/ 12:00~15:30(L.O.14:30) 18:00~21:00(L.O19:30)

定休日    木曜・第1第3金曜

※蕎麦懐石満足度数は、5.0(*^・^)ノ特別です。

2013年8月16日 (金)

蕎麦 恵土 葉山町堀内

Edo

夏の葉山のお立ち寄りは「蕎麦 恵土」 

毎年のことになりますが、初日の夕飯に予約を入れておりました。

今回も席のみの予約で、アラカルト注文。

テーブル・セッティングは、箸置き、店名入り箸袋に入った割り箸、コースター、取り皿。

白タオル地のおしぼりは、トレー置き。去年と変らず。

この日の日本酒は、3種類。

全ていただきました。

超辛口とありますが、「春鹿」が旨味のある辛口で後味も重たくならずにすっきり。

連れ(寝太郎さん)とも意見が一致、好みでした。

メニューも卓上に。(写真は一部) 去年とは若干異なります。

前菜五種@740×2

前菜は2人前からの注文受付。

1.コリンキー(生で食べられるカボチャ)の甘酢漬け

・・・右下、オレンジがかった色味のものがコリンキー。

     シャキシャキとした食感で水々しくフルーティー。さっぱりとした味わい。

2.茄子の煮凝り

・・・肉厚な茄子は、焼きあげ皮を剥いたよう。

  香ばしく茄子本来の味もはっきり。旨みのある煮凝りとの相性も良く

  清涼感にあふれる一品。

3.冬瓜

・・・鰹出汁がじんわりとしみた冬瓜。シャクシャクとした歯ごたえが心地よい。

4.つるむらさきのお浸し

・・・上には花かつお。自家製というポン酢はほんのり柑橘系。

5.鴨焼き

・・・炭の香りが食欲をそそる。ぴりっと黒胡椒を効かせた鴨肉を頬張ると

  しっとりとした赤身肉の旨さに酔いしれる。 うん、本日の鴨、美味し。

(コウタロー) ちょこちょことした前菜だけんど、味の変化もあって物足りなさがねえ。

箸をつける楽しみがあるで。 オラ、おすすめするだよ。

佐島の鰹たたき@1,160

薬味で、大葉、茗荷、大根おろしに生姜。自家製ポン酢が回しかけられています。

このポン酢はやや甘口。 

鰹たたきには、もう少し甘さ控えめの方が良かったなあ、というのは私の独り言。

シャラン産(仏) 鴨肉網焼@1,890

付け合せの焼き野菜は、ネギ、ししとう。カットレモン添え。

お好みでと、ワサビと塩。

確認するとお値段は違いますが、去年もいただいていますね。

前菜の鴨焼きがあまりに美味しかったので、本日は間違いなしと注文しましたが正解。

炭の香りに、赤身の肉の美味さが光る。それでいて脂の乗り具合も申し分なし。

ジビエのシーズンではないと思いますが、この旨さは何だ?!

レモンもワサビもいりません。ほんの少し塩を。それで完璧。

いやあ、去年との味の印象の違いに驚きです。

やきみそ@530

くるみ、大葉入り。焼き目も香ばしく、ほんのり甘い、例年と変らぬ素朴な味わい。

これで日本酒も完飲。旨かった。

あら挽きせいろ(大盛り)@1,260

普通盛りは840円と変らず。

薬味は辛味大根とワサビ。 そばつゆは、甘からず、辛からずほど良い。

実は今年も、「限定あら挽き 手挽きせいろ」をお願いしたところ完売。

またダメか・・・がっかりと肩を落とす。

すると、いつもは奥の厨房にいらっしゃるご主人(店主)が出てこられ

ほんの少ししか残っていないのですがと、待望の「限定あら挽き 手挽きせいろ」を

お気持ちで頂戴できたのです。

おお!!これが・・・(/□≦、)

手挽きなので量産できないものだと奥様からお聞きしていましたが、ご厚意に感謝。

有難く、何もつけずにそのままいただいてみたところ、色味も濃いのですが、

味が全然違う!!

「あら挽きせいろ」だけをいただいている分には何ら不足はなく、美味しくいただけて

いたのですが「限定あら挽き 手挽きせいろ」を食べると風味の違いに驚かされます。

「限定あら挽き 手挽きせいろ」を一口食べたあとに「あら挽きせいろ」を食すと

「あら挽きせいろ」が水っぽく感じてしまうのだ。 さすが手挽きの力Crown04

夜の分まで残らず、昼で終わってしまうのも納得です。すごうまっ。

(ノブロー) こりゃあ、手間のかかる仕事だで。

そば湯は、白濁とろ~り。これをいただくと美肌になれそうな気分。

最後は、ほうじ茶。

今年も2013年訪問の良い思い出が出来た。

日本酒の杯数は控え忘れましたが、おそらく7,000円弱ぐらいの金額。

Hand01 そして、お会計は1人当たり6,000円(千円未満は四捨五入)

私たちにとっては、1年に一度、ここでしかいただけない特別感のあるお店。

したがって日本蕎麦満足度数は、★★★★ 積極的に好きです。

お世話になりました。また来年を楽しみにしています (*^・^)ノ

Okini02 《本日注文のお気に入り》 ・シャラン産(仏) 鴨肉網焼

 

蕎麦 恵土(そば えど)

神奈川県三浦郡葉山町堀内870-7

TEL      046-876-3625 

営業時間/ 12:00~15:30(L.O.14:30) 18:00~21:00(L.O19:30)

定休日    木曜・第1第3金曜

2013年7月27日 (土)

和乃匠 鷲北(ワノショウ ワシキタ)  麻布十番

Wasikita

寿司割烹「和乃匠 鷲北」(ワノショウ ワシキタ)

某日、母と寝太郎さんの3人で、お昼懐石御膳@3,800を予約の上、来店。

最寄り駅は麻布十番駅。

新一の橋交差点(角には永坂更科本店)から都道319号線を 鳥居坂下方面に

向かい2本目を右折。

近くには「グリル満天星 麻布十番 本店」さんがあります。

当店、オープンしたてのときは麻布十番商店街近くでチラシを配っていたのですが未訪。

現在は見かけませんから、お客様も定着なさったのでしょう。

寿司好きな母との会食。他に候補店もあったのですが、HPを拝見し、

リーズナブルなお値段で寿司懐石がいただけ、テーブル席も確保できる

ということで選ばせていただきました。

入店したところ格式高いお寿司屋さんというイメージはなく、小洒落た寿司

ダイニング、もしくは居酒屋さんというようなイメージ。

あら、母を連れてきちゃったけれども大丈夫でしょうか(汗)

奥にはカウンター席、手前がテーブル席。

私達は入り口に近い4人掛けテーブル席を利用です。

まずは飲み物。

メニューをいただきましたが、ランチタイムはランチ生ビール@300 の提供あり。

日本酒は別メニューでおすすめを確認することができます。

さて、HPによると お昼懐石御膳

旬菜三品・お造り・握り寿司・味噌汁・水菓子 という内容構成。

お料理は、運ばれてきた際説明を受けますが急ぎ控え、補足し記録させて

いただきますから正確さには欠けるかもしれません。 

冷やし茶碗蒸し 梅肉のせ

茶碗蒸しの具には鶏肉、椎茸、三つ葉など。出汁もしっかりしていますが、味は濃い目。

ですから梅肉の塩気が加わるとさらに味が強すぎる感じがします。

若鮎の天ぷら

野菜はミョウガ、シシトウ。若鮎は頭からいただけます。お好みで塩を。

やや油切れに難はありますが、問題視するほどではありません。

カツオのたたき

タマネギ、ミョウガ、カイワレ菜を合わせ、ポン酢が回しかけられ、さっぱりと

いただけるもの。カツオ自体も美味かった。

お造り

コチ、蛸、まぐろ。 うん!満足。

ズイキと鱧の卵和え

夏を感じさせてくれる献立。柚子の風味で。

小鍋

合鴨、丸茄子、椎茸、三つ葉。 

味は濃い目なのですが、カツオ出汁に鴨の風味も加わり、吸い口は柚子。滋味深い。

握り寿司

イカは一仕事。そうめんのように包丁をいれてくださっています。

どれも平均値以上の味ですが、個人的には鮮度も良く肉厚の帆立が

握り寿司の中での一番のお気に入り。

また、母は追加の別注文で好物のウニの握りをいただいたのですが、

これにとても満足した様子。 私達の面目も立ちました。

味噌汁

甘海老の赤出汁。

旬菜三品どころか握り寿司に入る前にお造りを除き5品いただいています。

2品分はお店の大将の心意気でしょうか。

私はせいぜい茶碗蒸しに、貧相な小鉢が2つ程度かと思っていたのですが

小鍋を含めたバラエティに富んだ内容に驚かされた。

お腹が一杯、あまりの苦しさにズボンのウエストをゆるゆると微調整。

水菓子

黒ゴマアイス。

これは別腹。和のデザートは好きなもので・・・。 美味し!

入店時は、正直なところ期待ができないかあと思ったのですが、手を掛けた

旬菜をちょこちょこ出していただけ、お腹も気持ちも満足できました。

夜はわかりませんが、お昼懐石御膳はCP良好。たいへん優秀だと思います。

会計を済ませると大将がカウンターから出てこられ感じよくお見送りを受けました。

一同、上機嫌。

お酒や追加の握りを加算し

Hand01、お会計は1人当たり5,000円(千円未満は四捨五入)。 良心的だ。

寿司満足度数は、★★★☆ 消極的に好きです。 

 

和乃匠 鷲北

東京都港区麻布十番1-4-2 カーサツルオカ 1F

TEL      03-3589-1156

営業時間/  11:30~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O)

定休日    日曜・祝日

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2013年7月12日 (金)

根津 鷹匠 (ねづ たかじょう)

Takajyou

根津 鷹匠」 (ねづ たかじょう)

某日は千駄木、団子坂に住む友人との遅い昼食。

彼女に道案内をお願いして到着。

当店の営業時間は、7:30~9:30と12:00~18:00。

そばを手繰りながら昼から一杯、なんて素敵じゃないですか。

住宅街の中に当店を見つける。

人気店のようですが、時間も14時頃なのでこの日は先客もまばら。すんなり入店。

一枚板の長いテーブルが3卓(小がり席)と入り口近くにカウンター席。

すっきりした店内はイメージしていた下町の古いお蕎麦屋さんとは異なりモダンな雰囲気。

下駄箱に靴をしまって、真ん中の長テーブル席奥に着席。

生ビール@520×2を注文。 お通しはキュウリとじゃこの酢の物。

酸っぱさ控えめの手作り感あふれる味わい。

本日は友人宅、男衆がお留守番してくれているので感謝。

酒肴と蕎麦がきを選び、冷酒に突入。 鷹勇四季桜ともに正一合@735

磯辺蕎麦がき@945

見た目は本当に磯辺巻きだ!!嬉しい6個。

郡山市「蕎麦彩膳 隆仙坊」さんで揚げそばがきを海苔でくるんだものをいただきましたが

当店は蕎麦がきを揚げずに醤油でつけ焼きをしているため香ばしい。

お餅ほどのねばりはありませんが、ほわほわで美味しい~。

おやつ感覚で軽く3個たいらげた。 好きな味。

合鴨ロース焼き@1,575

注文時、少々お時間を頂戴します、と言われていますが、全然待っちゃう♪

薬味は柚子胡椒、粉山椒。お好みでどうぞ、とのこと。

茗荷の酢漬け、水菜サラダなども添えられています。

独特の臭みもなく肉質はしっかり。2人でいただくには、ちょうど良い量。

卓上の端に見慣れぬものがありました。

「これは何ですか?」 とお聞きすると焙炉(ほいろ)というもので、

引き出しに板わかめなどを入れて軽く炙って食べるのだという。

さっそく、ほいろセット(板のり、板わかめ)@630 を注文。

スイッチを入れ加熱時間は2分ほど。

これは冷酒のいいつまみになるよ。特に、板わかめ!( ´艸`)

せいろと深山のミックス@945

蕎麦は、細打ちのせいろ(ニ八蕎麦)と甘皮を入れた太めの深山(田舎蕎麦)の二種類で

各@945 後ろに座られた常連さんとおぼしき男性が、一つのざるに両方が盛られている

お蕎麦を召し上がられていたので、お店の方にお聞きすると、ミックスも同じ値段で

提供できると言う。 さっそく真似る。

薬味は辛み大根と刻みネギ。 つゆは甘からず、辛からず良い塩梅。

いただいてみると深山(田舎蕎麦)はシコシコもちもち、噛み応えあり。

風味も良く、〆にいただくというより、つまみで食せる蕎麦だ。

せいろ(ニ八蕎麦)はつるりとした喉越し。双方楽しめてよかった。

最後にそば湯とそば茶をいただき、食事も終了。

なお、お留守番の男衆へのお土産にならないかと甘味の蕎麦粉のチーズケーキを

聞いたところ、夏の時期はお作りにならないのだそう。

置ける時期になればテイクアウトも可能ということでした。

親切だし、たいへん居心地の良いお蕎麦屋さん。近くだったらしょっちゅう寄りたいわ。

また、友人を訪ねて来よう。

Hand01 お会計は、1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)  

今回の日本蕎麦満足度数は、★★★★ 積極的に好きです。 

 

根津 鷹匠 (ねづ たかじょう)

東京都文京区根津2-32-8

TEL      03-5834-1239

営業時間/ 7:30~9:30 12:00~18:00

定休日    月曜・火曜

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2013年6月14日 (金)

信州旅行 №9 そば処まごめや

Magomeya

馬籠宿、下入口近くの「馬籠館」は本館・別館・そば処と分かれているのですが

そば処「まごめや」にて昼食をいただくことにしました。

広々とした店内はテーブル席、お座敷席が完備され、スタッフのお姉さん方は

団体客様用の配膳に追われている様子。

私たちに気がついたスタッフさんの指示に従い、団体客様のお席と離れた窓際の

座敷席にあがらせていただくことにしました。

着席後に急須で出されたお茶は、ソバ茶、お茶菓子(はなまめと干し柿)付き。

まごめや御膳@1,050

私チョイス。 

セットの山菜そばは、温かいものか冷たいものか選択可能。温かいおそばで。

運ばれてきたときに、写真左下のそばみそは、白ご飯に合いますよ、

とアドバイスを受ける。

小鉢は、高野豆腐の含め煮、茗荷と茄子の煮びたし、タケノコ煮、なます、チキンカツ。

別皿に、岩魚の甘露煮の天ぷらと舞茸の天ぷら。味付きなのでそのままで。

小皿には、お店の土産物でも取り扱われている漬物3種。

山菜そばには油揚げも入っており、そばの色味は茶色く田舎そばというようなイメージ。

やはり、つゆは濃い目で私にはしょっぱいかな。

ちょこちょこバラエティに富んで、どれに箸をつけようか楽しみ甲斐のある御膳。

白ご飯も美味しいし、これで1,050円ならば有難い。

里おろしそば@950

連れチョイス。

ご飯類のセットされた定食もありましたが、単品での注文。

こちらは、冷たいおそばになります。

まごめや御膳の山菜そば同様、そばは茶色く田舎そば風。

信州なめこ、カマボコ、山菜、大葉、大根おろし、生姜、カラリと揚がった天かすは

青のり入りで風味良し。ガシガシかき混ぜて、つるつるさっぱりといただけるおそばです。

ほか、小皿にはお店の土産物でも取り扱われていると思われる漬物2種。

 

しばらくすると、「ル・プラトー」さんと同様、ザワザワと団体客が入店。

入り口近くに座られたの団体様は中国人観光客グループ。

郷に入れば郷に従えなのか、きちんと「いただきま~す」

を言われて食事を召し上がられていた。

次の団体様も中国人観光客グループ。

奥の席に固まって座られたのだけれどもこちらは自由人だ。

皆が着席するまで待たない。勝手に食事を始める個人あり。

中国人添乗員さんも個性豊かで始めの添乗員さんはお客様とのコミニュケーションよりも

この後のスケジュール確認に余念がない様子。グループ全体が静か。

これに対して次の中国人添乗員さんはお客様を盛り上げるのが上手い。

まごめやさんのスタッフのおばちゃんとの連携もとれて、さりげなくお店からの

サービスをつけたり土産物を紹介したりと拍手があがりグループ全体に活気がある。

ちなみに食事は何かなあ。

まさか小籠包とか食べているんじゃないよね・・・??( ̄▽ ̄)

と、興味があったので化粧室に向かうついでにチラ見をしたのですが、

内容は違えど、双方共に、そばをセットした日本食でした。

何はともあれ、馬籠宿には、団体客様を受け付けることができる大箱のお食事処あり。

と言うことですね。

 

さて、駆け足になりましたが、これで信州ドライブ旅行の記録は終了です。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

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