ココログ「みにの夢色探索」ご覧の方々へ
ご訪問ありがとうございます。
現在「みにの夢色探索」は容量等の関係から、
相互にリンクをはる形になっておりますが、このたび、更新作業を
見直した結果、効率化のため、ココログを休止し、
gooブログに1本化することにいたしました。
なお、姉妹サイトである「本日も中華日和」
10年という節目を迎え、今後の新たな方向性につきましては、
まだ模索・検討しているところです。
当面の間、この形を取らせていただきたいと思います。
何卒よろしくお願いいたします

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ご訪問ありがとうございます。
現在「みにの夢色探索」は容量等の関係から、
北京家庭料理「炒め処 寅蔵」(トラゾウ) 再訪。
厨房前のカウンター席を2名で予約。ひと足先に到着したため入店して待つことにしました。
卓上には提供できる料理及び酒が記されたメニューが準備。
前回は宴のために用意された献立でしたから、当店の通常メニューを手に取り検討する
作業は新鮮に感じます。すると、品数は驚くほど少なく、思わずスタッフさんに確認してしまうほど。
シェフが一人で調理を担当している事もありますが、ブラックボードに記されたオススメを
含めても20品前後。ここには、搾菜、腐乳といった包丁要らず、と思われるものも含まれ、
北京料理としての特徴を押し出したものではなく、完全に日本人向けのラインナップ。
本場の味を好む同行者の不評を買うことになるのだろう、と推測し、スタートから頭を抱えました。
腐乳(豆腐の紅麹漬け)一個@200
サッポロ黒ラベル生ビール(中ジョッキ)@480×2の肴に選んだのは、腐乳。
塩分は強いけれど、ねっとりとコクがあって美味い。
こいつをちびちび舐めながら、飲る酒は最高。
もちろん、白飯になすりつけていただいても満足度は高いはず。
おかずにもなる万能選手だから、食卓をしっかりサポートしてくれるでしょう。
鶏の山椒ピリ辛ボイル@480
レタスを下に、ボイルした鶏肉にクラッシュナッツと山椒がふりかけられたスタイル。
真っ向勝負の味わいで、味に変化球はなく、少し退屈な気もしますが、お手頃価格の冷菜です。
木須肉(豚肉入り卵と木耳炒め)@880
ぷりぷりのキクラゲに青菜と豚の薄切り肉。
特に卵の扱いに長け、完璧なふわふわパラダイスを実現。
“炒め処”の本領を発揮した見事な仕上がりに、シェフの腕の確かさを再確認しました。
寅豆炒飯@880
さいの目にカットした角煮と北海道産の寅豆を具材に、中国醤油で香ばしく炒めた、
味も香りも食感も楽しめ五感を刺激するバランスの良いパラパラ炒飯です。
卵とトマトのスープ@600
やや塩分が気になりましたが、自身にとっては、うまじょっぱさの範囲内だし、
何より口当たり滑らかなふんわり卵が魅力的で、爽やかなトマトの酸味も効果大。
あっさりいただけ、飯類のお供にはオーダーしたい美味しいスープです。
酒の追加注文、紹興貴酒5年(ボトル640ml)@2,800を加算し
会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)
聞くと、ボトルキープもできるそうですが、飲み切りました。
人当たりがよく笑顔の素敵な北京出身のシェフは優れた技量の持ち主で、日本人シェフが
提供するような繊細さをも巧みに操り、食後感の良い料理を提供してくれますが、通常で
選べる料理があまりに一般向けすぎて、面白味が無く、まるで牙を抜かれた虎。(すみません)。
特別メニューを体験した自身には、なんとも歯がゆく、もったいない気持ちでいっぱいです。
地元の方や付近にお勤めの方にとって、美味しい炒めものを食べれるCP優秀店であることに
間違いはありませんが、駒込とは真逆の方向に住む私にとって、交通費と時間をかけてまで
通えるかは、とても難しいところであります。ご馳走さまでした。
炒め処 寅蔵
東京都北区西ヶ原1-1-1 東光ビル1F
TEL 03-3918-2385
営業時間/ 11:30~14:00 17:30~22:00(L.O. 21:00)
定休日 水曜日 -店舗情報「食べログ」より-
4月10日(日)は、阪神競馬場で桜花賞G1が開催されるのです。
予想は・・・
◎ 5 メジャーエンブレム
○ 13 ジュエラー
▲ 4 ソルヴェイグ
△ 7 デンコウアンジュ、11 レッドアヴァンセ、 12 シンハライト
3連単で。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
結果は・・・
1着 ○ 13 ジュエラー(単3人気)
2着 △ 12 シンハライト(単2人気)
3着 10 アットザシーサイド(単6人気)
配当は3連複5,650円、3連単20,330円。
四川・東北料理「沸騰漁府」(フットウリョウフ)
場所は新橋駅烏森口より駅を背に西新橋二丁目方面に進行した道の左手側。
某日の夜に訪問。食べログによると席数110席という大箱店。
連れ(寝太郎さん)の仕事上がりが読めなかったため、予約なしで向かいましたが
到着しスタッフさん(中国人)に利用人数を告げると、少し困った表情。
――も、もしや予約でいっぱい(汗)。私たち夕飯難民??
すると、後ろから3名キャンセルになったという伝達が入り、天が味方してくれたお蔭で
無事入店が叶いました。
指示を受けたのは、TVが設置され、紅い中国ランタンや龍が店内デコレーションとして
空間を彩る1階、レジ並びのボックスシートのテーブル席。
4名での利用が妥当だと思いますが、贅沢に2人で使わせてもらいます。
テーブル・セッティングは、取り皿、箸、使い捨て紙おしぼり、メニュー。
卓上には、鎮江香醋、餃子たれ、ラージャン、爪楊枝、紙ナプキンも置かれています。
流暢な日本語を話す遼寧省瀋陽市出身の中国人スタッフのお兄さんの話では
看板料理は、店名を冠した沸騰魚(魚の激辛沸騰旨煮)とのことですが、
寒い日だったので、火を囲み身も心もほかほかと温まりたい。
ボリューム的に、完食は難しいかもしれないけれど、チャレンジあるのみだ。
火锅锅底(おしどり火鍋)@1,500
卓上でカセットコンロを使用。
火鍋は、まず、麻辣と白湯がセットになった鴛鴦の鍋底(スープ)を求めます。
陰陽マーク型の仕切り鍋には、二種のスープが注がれており、
麻辣(左)には、ニンニク、唐辛子、花椒、ネギ
白湯(右)には、ナツメ、クコの実、ネギ、トマト が確認できました。
具材は、アラカルトで肉类(類)@580、野菜@380、海鮮@680から
好きな食材を選んだ方が、量もコントロールでき望ましいと思うのですが、果たして
各具材のポーションがどれだけのものかわからない。
肉拼盘(肉の盛合わせ)@1,580
なるべくなら色々な種類を試してみたい。そんなときは、やっぱり盛り合わせかな。
①羊肉、②豚肉、③牛肉、④鶏肉
来店客は中国人が中心というこの手のお店では、素っ気ない対応に心寂しくなるときもありますが、
お兄さんは日本語がお上手なので、指さしで種類を教えてくれましたよ。嬉しいわあ。
中で最もボリュームを占めていたのが鶏肉であります。
野菜拼盘(野菜の盛り合わせ)@1,080
野菜も面倒なので盛り合わせにしてしまいました。
メンバーは、エノキ、春菊、豆腐、白菜、キクラゲです。好きな春雨が入っていなくて
残念ですが、全体のボリュームがあるため追加は断念せざるを得ません。
芝麻醤蘸料(ゴマ付けたれ)@300×2
火鍋のたれは人数分必要。
他に蒜蓉香油蘸料(ニンニクゴマ油付けたれ)、海鮮蘸料(海鮮付けたれ)があり、
自身のチョイスは芝麻醤蘸料(ゴマ付けたれ)ですが、味の主軸は芝麻醤にゴマ油。
これにニンニクを足したものが、蒜蓉香油蘸料になるのではないだろうか。
当該つけだれは、ゴマ濃度が高くぽってりとしているところに、ゴマ油が効きヘビー。
――もう少しさらっとしたゴマだれがいいなあ。どこかの時点で飽きがきそう。
と味見をしたときに感知しました。
香り立つ麻辣は、香辛料ががっちり効いたウマ辛スパイシースープであるの対して、
白湯は口当たりの優しいあっさりスープ。
好きな具材を好みのスープでいただくわけですが、野菜類は投入後、頃合いを
見て引き上げ、肉類はしゃぶしゃぶ。
このスープはあくまでもグツグツしていなければならないらしく、スープの煮詰まりを
心配する私がコンロの火を弱めると、お兄さんのダメ出しを受け、彼によって強火に
切り替えられるのであります。
また、スープは減り具合を見て、何度でも足してくれますから、至れり尽くせりで、
火鍋を楽しむことだけに集中できます。
異なる二種のスープを同時に楽しめることから鴛鴦(オシドリ)と呼ばれるようですが、
後半になると仲良く並んだスープも沸騰して煮詰まりすぎ感があり、
距離をおきたくなる重たさであります。
こうなるとスープを足してもらっても、水を入れても味の軌道修正は不能。
〆は中華麺を入れて食べようと思っていたのですが、油がハードで、味もしょっぱい。
さすがの寝太郎さんも太刀打ちできず、箸はストップし、食材が残ってしまいました。
(寝太郎) ……無念であります。はい。
酒は、紹興酒15年@2,500×2、瓶ビールほかで、
会計は、1人当たり6,000円(千円未満四捨五入)
聞くと、店では東北料理も提供していますが、やはりメインは四川料理とのこと。
対応で良い印象を受けましたから、次回は、沸騰魚でリベンジを果たしたいものです。
沸騰漁府
東京都港区新橋3-2-1 嶋田ビル
TEL 03-3502-8828
営業時間/ 11:30~14:30 17:00~23:00
定休日 無休 -店舗情報「食べログ」より-
「維新號」 銀座本店。
場所は、新橋駅方面を背に中央通りの銀座七丁目を左折した道沿いのビルの地階。
友人との利用に際し、昼の時間帯、クローズタイムを気にせず、リーズナブルな価格で
ランチが食べれるところはないかしら?と銀座周辺で探しヒットしたのが当店。
アイドルタイムがないので、不規則な時間帯の食事にも対応が可能なのです。
13時過ぎの訪問、階段を下りて入店すると、店内はショッピング帰りのマダムたちや、
カップルで満席状態。
食べログによると、総席数90席ということなので、もっと大箱店をイメージし、
すんなり入れると思っていたのに、私の読みが浅かった。
レジで応対してくれた女性の話だと、間もなくご案内が出来るということなので、
順番待ちの椅子に座り、声がかかるまで黙してウェイティング。
準備が整い、指示を受けたのは入口にも近い4人掛けテーブル席です。
建物の構造上の問題でしょうが、昭和の名残を感じられる店内は、隣の席との間隔も狭く、
窓がないので、想像していたよりコンパクトに圧縮された印象を受けた。
また畏まらねばならないようなハードルの高さも感じらず、利用者に対しての間口の広さが
当店の集客力に繋がっているのかもしれない。
ビニールクロスを敷いた卓上には、醤油、辣油、胡椒、ミニパックのからし、爪楊枝、
紙ナプキン、メニューが用意され、着座後にはロゴ入り箸袋に入った割り箸と茶杯に
注がれた中国茶がサーブ。
お目当ては表にも紹介されていた、当店人気のお饅頭セットだけれど、無事に入店できた
ことだし、軽く1杯飲みましょう。
松花皮蛋@800
生ビール(中)@600×2、のつまみに選んだのは皮蛋。
パセリのグリーンを中心に、カットした皮蛋が花びらのように盛り付けられ、
刻んだ白ネギを散らしたビジュアル。アンモニア臭もなく、味は良いのですが、一片が
薄いため、食べている実感が薄れ、醍醐味を感じられない分、値段が高く思えてしまった。
春巻(2本)@600
きつね色に揚がったパリパリの皮を噛むと、あんでまとめられた豚肉、シイタケ、タケノコ、
白菜などの具材がじゅわ~っと顔を覗かせ、正攻法の春巻という感じ。
地に足の着いた堅実な味わいで食べ手を魅了。
お好みでからし醤油をつけるのも良いですが、具材は調味されているため、そのままでもOKです。
お饅頭セット@1,000
さて、次はいよいよダブル炭水化物のお饅頭セットにチャレンジ。
訪問時も多くのお客様が注文していましたよ。
内容構成は、お饅頭、本日のおそば(ハーフサイズ)、小皿、ライチ。
2名で利用のためライチは角盆に乗らず、別皿で人数分まとめて提供(1人2個)。
この日の小皿料理は、玉子とキクラゲの炒め。
豚肉、もやし、ニラもちょっぴり参加した家常的な味わいです。
本日のおそばは、とりそば。
具材に、鶏肉、青菜、タマネギを使い、薄塩スープ仕立て。
タマネギの甘みに癒されつつ、中細ストレート麺をすすり上げると、無性に卓上の胡椒が
欲しくなり手を伸ばす。お手もと調味料足しは正解。
予想通り胡椒がマッチし、目新しさのないところが安らげました。
お饅頭は、肉まん、あんまん、胡麻まん、からし菜まん、の4種から選べるので
各自違えてシェアした。饅頭は高さより幅があるタイプで生地に甘み有り。
餡は柔らかくしっとり系で、どちらかと言えば、海老の入ったからし菜まんの方が
素材の味をダイレクトに感じられ、口に合った分、満足度も高かった。
双方ともに、日本の中華まんじゅうの定石通り、からし醤油の似合う味わいです。
表示価格は税抜きなので、お饅頭セットの実際支払額は1,080円ですが、麺と饅頭の
黄金タッグは食べ応えもあって、セット自体は銀座とは思えぬリーズナブルさです。
しかし、私達は酒を飲み、別料理を頼んだ分、会計に響いております(汗)。
卓に置かれた伝票を持ちレジでの支払いは、追加の紹興酒(1合)@1,000×2 を含め、
1人当たり4,000円(千円未満四捨五入) 昼利用、サービス料はかからずでした。
維新號 銀座本店 (維新号 イシンゴウ)
東京都中央区銀座8-7-22 MARUGENビル隣 B1F
TEL 03-3571-6297
営業時間/ 月~金 11:15~21:30 土・日・祝 11:30~21:30
定休日 無休 -店舗情報「食べログ」より-
横浜中華街、上海路の広東料理・点心の「菜香新館」 再訪。
広東料理好きの友とのランチで、当日は店前での集合。昼の営業は11時30分からですが、
予約をしていない場合は、店先のウェイティングシートに氏名と人数を記入し、
呼び出しの順番待ちに備えます。支度が整うと、氏名を呼ばれ、スタッフさんから、
平日限定のランチかアラカルトかを聞かれ、その結果、今回私達が振り分けられたのは1階席。
(レンタロー) 今日はアラカルトで、點心、例湯、煲仔飯を楽しむだ。オラも友達だで同席な。
テーブル・セッティング等は、変わりがないため省略。
卓上には醤油、酢、食べる辣油、マスタード、正式名は不明ですが、万能で使えそうな
ぴりっと辛甘の旨味みそ。ほか、爪楊枝、紙ナプキンが準備。
料理はグランドメニュー及び本日のおすすめからチョイスした。
糖芯皮蛋皇(クリーミーピータン)@450(税込)
キリンラガー(中瓶)@700のつまみに目をつけたのが皮蛋。
黒酢タレと野菜(大根、キュウリ、ニンジン)の甘酢漬けもお供で同席。
美麗なピータンは質も良く、アンモニア臭とは無縁で、中心部分がとろ~んと文字どおりクリーミー。
舌にねっとりまとわりつくようなコク旨さに陶酔し、食べ終わるのが勿体ないと思える美味さです。
(レンタロー) タレはいらんで。こんままで十分完成されてる思うだ。
鮮蝦仁腸粉(海老入り蒸しクレープ)2個@560(税込)
腸粉とは米粉を原料として作った皮の中に、具を巻き込みクレープ状に蒸したもの。
蒸しクレープは、エビ、チャーシュー、ネギ、の3択からチョイス。
鮮蝦仁腸粉はぷりぷりのむき海老3尾を、むっちりとした厚めの生地で巻いており、
ボリューム感はありますが、如何せんもちもち度が凄くて、腹にドスンと溜まる。
好みとしては、もう少しつるんとした口当たりで、蒸しクレープに軽やかさを望みたかった。
菜乾紅蘿蔔痩肉湯(干し白菜と人参の菜香健康スープ)2名様@1,500(税込)
春の例湯。容器ごと蒸す広東スタイルの薬膳スープは、南方の広東料理を菜系として
愛する私達の憧れ。スタッフさんが目前で蓋を外し、取り分けてくれます。
具材は他にほろほろになったスネ肉や棗など。
乾物の旨味を引き出し、素材の生命力をいただく滋味豊かな味わいは、胃袋にしみわたり、
お替わり争奪戦が繰り広げられるのである。
白灼猪肝(新鮮豚レバーの湯引き)小サイズ@1,000(税込)
数量限定の本日のおすすめは、新鮮な豚レバーが入荷した時だけのスペシャルメニュー。
“湯引き”というフレーズがたまらないわよね、と同行の広東派女子に私も激しく同意。
この三文字はピュアでミラクルな美味しさのキーワードなのかも、と胸が高まります。
白ネギ、生姜、香菜をのせた豚レバーの湯引きは、嫌な臭みがなく、タレとの相乗効果で
ぱくぱくいただけ後味も綺麗。
また、レバーは鉄分、ビタミンも豊富で栄養価が高く、美容にも良いとされています。
(ノブロー) 酒のつまみにもなる湯引きだで。レバー食うて肝機能アップも狙いてえな。
鮮蝦蒸粉果(五目蒸しぎょうざ)2個@420(税込)
ベタなオーダーかもしれませんが、スケルトンタイプの皮に包まれた五目蒸しぎょうざも。
一般的に蒸籠に収められる點心は3個というものが多い中、当店では2個でセットされており、
カップルで利用の際、個数調整をお願いする手間がないのが有り難い。
沙茶金銭肚(牛モツエスニックソース蒸し)@600(税込)
沙茶醤(バーベキューソース)をたっぷり使っているためだろうか、甘みが優勢し、
味にくどさがでてしまっている。ハチノスの処理は完璧なので、他の調理法なら、
箸が止まることもなかったかもしれません。
鹹魚肉餅煲仔飯(塩漬け魚とひき肉のせ蒸しご飯)@980(税込)
注文が入ってから炊き始めるため35分ほど時間を要するメニュー。
「大珍樓」さんとは異なり、カセットコンロの使用はなく、タレとともに皿にのせサーブ後、
煲仔飯の仕上げの作業は客自らが行う参加型スタイル。
塩漬け魚とひき肉もガシガシと崩し、醤油ベースのタレをかけ、混ぜ合わせて完成。
期待していた副産物のオコゲに出会えなかったのは寂しいけれど、この片手鍋、
意外に容量が入るよう。2人でシェアして程よいのではないかしら。
ひき肉はやや硬めでしたが、鹹魚の独特の風味と塩気が旨味となり、タレの染みた
ご飯とともに口に含めば、思わず笑みもこぼれましょう。
(ノブロー) な、卓に置かれている旨味みそ!
あれのちょいつけで味覚にナックルボールを投げ込めるだよ。
黄金流沙球(とろーり金のゴマだんご)2個@400(税込)
煲仔飯を楽しみ尽した後はデザートタイム。
こちらも注文を受けてから揚げ始めるため10分ほど時間を要します。
まあるく美しくに揚がったゴマだんごを噛んだ瞬間、熱々のカスタードがとろ~りと
流れ出しますからお覚悟を。塩たまごの卵黄を使用した餡は黄身の味が濃厚で
素朴ながら非常に好感度が高く、万人に好まれること請け合いです。
これはこれで完成されているけれど、欲を言わせてもらえるなら流沙包でも提供してほしいわあ。
(ノブロー) 甘さに嫌味がなくて、卵黄のコクがたまらねえ。待つ甲斐のある甜點心だべ。
当店、無料のお茶はなく、中国茶をいただきたい場合は
烏龍茶(ウーロン茶)、普洱茶(プーアル茶)、香片茶(ジャスミン茶)各220円から注文が必要。
大きなポット出しで提供され、湯のお替わりも自由なので、テーブルに1つ頼めば退店時まで
十分に楽しめます。会計は、その追加注文した普洱茶を含め
1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)明朗会計。
點心でいくつか個人の嗜好にマッチしないものもありましたが、大外しはなく、それが当店への
安心感に繋がり、店頭で気になるメニューを見つけたときは自然に足が向いてしまいます。
きっとまたお邪魔することでしょう。
菜香新館
神奈川県横浜市中区山下町192
TEL 045-664-3155
営業時間/ 月~金 11:30~21:30(L.O.20:45)
土・日・祝 11:00~21:30(L.O.20:45)
定休日 第2火曜(祝日の場合と、8月、12月は営業)・12/31・1/1 -店舗情報「食べログ」より-
鰻「若松」
最寄り駅は京急蒲田。
第一京浜を背に大田区産業プラザPioを目印にして進むと住宅街の中に店のビルが見えてくる。
当店は創業昭和41年の鰻・天ぷら料理専門の一軒家レストラン。
同じ大田区在住でも京急方面にはなかなか来る機会がないのですが、某日はお呼ばれで初訪問。
店を予約してくれた方の話によると、当店は養殖ブランドうなぎ「大井川 共水うなぎ」を使用しており、
これが予約の決め手となったとのこと。
※HPによると、共水うなぎは「静岡県焼津市(旧大井川町)で飼育された天然うなぎにも勝るとも
劣らぬ旨みと風味を持つ養殖うなぎ。」
入店すると1階はカウンター席。おそらく、ここは一人客をメインとして案内されるのでしょう。
スタッフさんから指示のあったのは2階席のため、店内エレベーターを利用して向かい、
テーブル席に着く。(座敷席は5名様以上の予約)。
大きな液晶TVが設置されたフロアで、空間使いももゆったりしているので会食の場にも
良さそうであります。
事前に申し込んでいた松コース@9,000は
1.先付け5品
(きも焼・やきとり塩・う巻・うなぎの煮こごり・うなぎの骨せんべい)
2.うざく
3.生・本まぐろのお刺身(中とろ)
4.海老の天ぷら
5.茶碗蒸し
6.うな重 松(きも吸・お新香付)
7.デザート(アイス最中) という内容構成。
うなぎときゅうりの酢の物(うざく)には生姜をあしらい、品数を揃えた先付け5品は酒の肴に最適。
舌の上でとろけるような旨さを放つ生・本まぐろのお刺身は、意外にも厚めに切られ5枚。
鮮魚を専門とした店ではないのに、これにはめちゃめちゃテンションが上がりましたよ。激うま!
天ぷらは車海老が2本、しし唐、カボチャ、茄子という面々。あっさり天つゆでいただけ文句なし。
茶碗蒸しは、私には若干、塩気がきつい感じでしたが、これも完食。
いよいよ「共水うなぎ」の登場ですが、コース料理にボリュームがあるので、うな重を持ち帰りに
するかのお尋ね有り。食べていくことに決めました。
調理には30分ほど時間がかかりますが、供されたうな重は蓋を開けてびっくり。
今回はお呼ばれのため、写真を控えていましたが、これだけは記憶に留めたいので撮影。
ご飯が見えないほどに敷き詰めたられた鰻は、全体が収まりきれず、重箱内で一部分が
折り重なっているのです。
うなぎはふっくら蒸し上がり、余分な脂が落ちて香ばしくベストな塩梅で旨味はしっかり。
丁寧に調理したブランドうなぎに、タレの味も濃すぎないから箸がどんどん進みます。
きも吸いはやはりスープの塩気が気になりましたが、漬物は奈良漬けと千切り状の
キャベツの浅漬けがたっぷり。うな重と奈良漬けの組み合わせは自分好みだし、
そこにあっさり味のキャベツがきちんと参加しているのも心憎いわ。
デザートには、バニラアイスを挟んだ最中もいただき、食後にはお茶のサーブあり。
うなぎコース料理をしっかり堪能させていただきました。ああ、贅沢。ご馳走さまでした。
若松
東京都大田区南蒲田1-22-6
TEL 03-3734-8620
営業時間/ 11:00~PM14:00 17:00~PM21:00
定休日 火曜日
http://www.unagiwakamatsu.com/
小籠包CAFE 「千」(セン)
テイクアウトで求めた肉まん(白菜と豚肉)は1個100円。3個から購入可能のよう。
レンチンもOKという説明だけれど、せっかくなので蒸籠で蒸します。
少しいびつで手作り感に溢れた肉まんは、ラップに包まれ、きっちり3個が蒸籠に収まる
ベリーキュートなサイズ。(蒸すときはラップを外します)
肉まんの蒸し方について、特に説明書きはなかったのですが、
小籠包の調理方法が記されたメモによると、水を入れた鍋を火にかけ、沸騰して蒸気が
上がってきたら、蒸籠をセットし強火で約10~15分が目安とのこと。
これを参考に、我流ですが肉まんは18~20分で蒸しあげました。
(レンタロー) こりゃあ、また可愛い肉まんだな。オラのおやつに丁度ええ。
(レンタロー) 半分にカットしたで、温泉まんじゅうみてえなルックスだで。
薄目でもっちり食感の皮に包まれた餡は、赤身肉の量に比して、白菜は少なく、しっかり
練られていて肉団子的な力強さがあり、下味がついているので、そのままで食べてもOK。
キュートな割に、肉の存在感が頼もしいので、活躍の場はおやつに限らず、ビールの
つまみとしても大きく貢献しそうであり、1個100円というお財布に優しい値段も嬉しい。
山椒は小粒でもぴりりと辛いというたとえがあるように、なんとも愛らしい肉まんでしたが、
手作りの成せる業はなかなか侮れず、個性を放つものでした。
小籠包CAFE 千
東京都世田谷区奥沢3-31-9
TEL 080-4884-3319
営業時間/ 10:00~18:00
定休日/ 水曜日・日曜日 -店舗情報「食べログ」より-
小籠包CAFE 「千」(セン)
最寄駅は奥沢。駅を背に自由通りを東玉川へ進行した道の右手。
某日は自由が丘で所用を済ませたあとの街歩き。二十数年前、住んでいた奥沢が
懐かしくなりやってまいりました。
当時のお気に入りのパン屋さんで買い物を済ませ時計を見ると15時。
当店はアイドルタイムがなく通し営業だから、不規則な昼の食事にも対応可能。
小籠包をいただきながら、一休みするか。
小ぢんまりした店内は、キッチン前のカウンター席(4)とテーブルが2卓でコンパクトな造り。
一人飯に居心地の良いカウンター席もこの時間帯、利用者は私だけだ。
卓上には鎮江香醋、調味紅醋、辣油、一味とうがらし、テーブルコショー、ミニパックのからし、
醤油、爪楊枝、メニュー。コップ内には、箸、レンゲ、レンゲ台と箸置きが一体になった
カトラリーレストがまとめ置かれ、着座後には水が提供された。
蒸し小籠包(3個)@270
女性店主一人で営業しているため提供できるレパートリーは多くはありませんが、
小籠包はマストで押さえたい。
セットでいただけるものもありますが、そのメンバーが粽ではなく、おこわのため、
気持ちが動かず単品で組むことにしました。サーブ時には生姜も同行。
小ぶりな小籠包の薄い皮を噛むと、肉汁を含んだスープがじゅわじゅわレンゲに
溢れ出てくる。肉餡もスリムで私には少しスープの味が濃いと思ったけれど、
1個90円のカフエ飯小籠包としては悪くない。
また卓上の鎮江香醋、調味紅醋はお好みですが、使わずとも不足はありません。
ワンタン麺@550
レンゲを差し込みサーブ。器のくぼみは、食事の途中に箸を置けるようにとのこと。
ネギがところどころに浮かぶスープは街の中華屋さんで出会える真っ向勝負のストレートな
醤油味で、麺は平べったい縮れ麺。卓上のテーブルコショーが恋しく、また似合う味です。
注文時ワンタンは、エビか豚肉かを選べたのでエビで願い出ましたが、なかみはすり身。
このお値段なのであります。歯触りしっかりのプリプリ海老を期待する方が甘かったと密かに自己解決。
海老味も希薄ですが、庶民派醤油スープと心安い麺、そしてテーブルコショーの活躍で楽しく完食。
「お近くにお住いの方ですか?」
「以前、奥沢に住んでいたんですよ。飲食店も変わりましたね。」
話しやすい女性店主はネット情報によると上海で点心師の免許を取得したのだそう。
カウンター席の後ろには、テイクアウトできる点心が並んでいたので、私も肉まんを求めました。
その記録はまた明日。
小籠包CAFE 千
東京都世田谷区奥沢3-31-9
TEL 080-4884-3319
営業時間/ 10:00~18:00
定休日/ 水曜日・日曜日 -店舗情報「食べログ」より-
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