第一亭 (ダイイチテイ) 日ノ出町
「ひのでや」さんを飛び立ち向かったのは、台湾料理「第一亭」 (ダイイチテイ) 再訪。
やはり16時30分に店はオープンした。
口開けの客となった私達はまたも入口に近い壁際の4人掛けテーブル席を指示され
今回は連れ(寝太郎さん)がTVを正面から見れる位置に座った。
(レンタロー) 平日の早い時間帯は店もまだのんびりしてるだ。
チート(豚胃)のしょうが炒め@600
瓶ビール@550とともに注文すると、
「チートひとつねー!」と店のおばちゃんがテンポよくオーダーを通し、
出来上がると「チートでーす!」と看板役者を登場させる。
おばちゃんはこの舞台を支える名裏方さんだ。
(寝太郎) チート!ここに来たら食べたいマストアイテムなんだ。
生姜風味のくにゅくにゅチートを食べつつ、攻略したい料理を検討した。
以降はまだ食べていないものを攻めてみたい。
豚頭肉(カシラ)@600
「カシラひとつねー!」「カシラでーす!」
この単調でお決まりのセリフもここでは妙に心地よく響くのだから面白い。
臭みのないやわらかなカシラには粗く切ったネギと脇には豚にマルチで使える“薬味王”
ニンニクの効いたピリ辛味噌が添えられている。
この日、時間帯が早くまだ他にお客様がいないためだろう。
普段は厨房で忙しく鍋をふるうお兄さんが小あがりの座敷席に腰を下ろし、
ギターをポロポロと弾きはじめた。
郷愁を誘い心にしみるようなギターの音に耳を傾けながらいただく酒は最高だ。
(寝太郎) ノスタルジーだなあ。まんま「孤独のグルメ」の世界観だね。
その後、続々とお客様が入店し、彼は厨房から手が離せない状態になる。
僅かな時間だが心地よいメロディまでついて、凄く得をした気分だ。
餃子@500
隣のお客さんの卓上に出ていた餃子に興味をそそられ注文。
あ、ちょっと焦げちゃったかな(汗)
小ぶりな餃子は折り目の数もきっちり決まっているよう。
ニンニクががっちり効き、醤油・辣油・酢のブレンドだれがよく似合う味わい。
正直なところ、ボリューム等を考えると割高感は否めないが、そうしたことも含めて
一度は食べておきたかったのだ。
小袋炒め@600
小袋は歯触りシャキシャキ。
ネギも参加し味付けも同じ。前回いただいたホルモン炒めの小袋バージョンだ。
炒米粉(ビーフン)@750
豚肉、海老、人参、キャベツ、タケノコ、ピーマン、チンゲン菜、白菜、キクラゲ、タマネギなど
ざっかけない具材がたくさん。カットされているが、愛らしいナルトの存在にも目を見張った。
胡椒が効いて、日本の街場ビーフンの集大成。チープさも憎み切れず、おつまみ力もある。
店の裏手の大岡川。この景色も哀愁を感じて好きだ。
飲みきりいいちこボトルを追加して お会計は、1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)
混み合ってきたので次のお客様にテーブルを譲り店を出た。
ここに日本の街場中華の理想郷を感じる。なんだかとても楽しく魅力のある店なのだ。
第一亭 (ダイイチテイ)
神奈川県横浜市中区日ノ出町1-20
TEL 045-231-6137
営業時間/ 11:30~13:30(土日、祝日を除く)16:30~21:00
定休日 火曜日
※中国料理満足度数は、4.0~5.0
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