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2015年9月

2015年9月30日 (水)

御膳房(ゴゼンボウ) 銀座

Photo

中国雲南料理専門店「御膳房」(ごぜんぼう) 銀座店。再訪

ランチタイムの予約はコース料理のみとのこと。

今回、目星をつけているコース料理はあるものの、メンバーの都合がギリギリまで

わからないため予約は避けたい。

電話で混み具合を聞くと、早めの入店であれば予約なしでも席の心配はないであろうという返答。

アドバイスに従いオープン直後に訪れると、入口から左手の窓際丸テーブル席へ

すんなり案内してもらえた。

テーブル・セッティングは、カトラリーレスト、スプーン、箸(縦置き)。

着席後、メニュー、デキャンタ入りの中国茶(冷)、グラス、タオル地おしぼり(トレー置き)をもらえ、

注文を再検討する。当店のランチコースは当日でも受付可能。

友人との会食であり、ゆっくり食事がしたいし、また、コースに組まれている烏骨鶏スープが

飲みたかったので、当初の予定通り、ミニ薬膳コース@4,500(税込)をお願いすることした。

当該コース料理は全て各自分の提供でお品書きは出されず、サーブ時に口頭説明がある。

1.ヘルシー前菜(新陳代謝、ダイエットに)

①鶏肉のクルミ巻き、②マコモダケ、③ミニトマト、インゲンの浅漬け、

④シメジとサヤエンドウの和え物(ゴマ油)、⑤糸切り押し豆腐の辣油がけ

⑥ソラマメ、山芋、カボチャを合わせたもの。

申し訳ないが味つけに立体感がなく、有り合わせ感の否めぬ前菜。

望みがもてる鶏肉のクルミ巻きもあとひと手間加え、ソースを添えてほしかったなあ。

ヘルシーとはこういうものだろうか……先が不安になった。

2.天麻入り烏骨鶏スープ(頭痛、目まい、低血圧)

蓋は目前で外される。

クコの実のほか、スープの表面に後出しジャンケンのような油が浮いている。

うっすらとした油膜効果で熱々なのは嬉しいけれど塩気が強く、また、味に雑味を感じてしまった。

以前、六本木店でいただいた「汽鍋鶏」とは似て非なるものだ。

3.雲南緑茶と海老の炒め(体の内側から潤いを与える)

サーブ時には食べ方の説明あり。

グラスの脚をもち、ちょっと傾けるようにして、ほんの少し中の汁を出すこと。

「出しすぎると溢れちゃいますから」とスタッフさん。

趣向を凝らした参加型アトラクション付きの料理ですが、海老に下処理の際の

塩が強く残っており、ここに塩分の強い汁をかけることなど言語道断。

眉間にシワのよる塩辛さは我慢を超え修行レベル。

緑茶の風味どころか噛むほどに塩辛いため、海老のプリプリ度を存分に体感

できないのは残念だが、自分はギブアップです。

4.田七人参と和牛の炒め(肝臓、動脈硬化、高血圧に効果がある)

上にのっているグリーンの花は「苦みがでます」とのこと。

甘みがあって味が濃く、こってりとした炒めは、青椒牛肉絲を彷彿とさせた。

シンプルに白飯といただくには似合いの味だ。

5.ケイソウキン(キノコ)と鮮魚の蒸し物(肺機能の改善促進)

薬膳ということであっさりとした蒸し物を期待していたのだけれど完全な誤算だった。

まさか麻辣味で提供されるとは――。

やはり味が濃く、これと白飯でいただく分には良いけれど、コース後半、舌に塩分や油が

蓄積されているため重みのある辛さはヘビーだ。修行が苦行に変わり、完食に難航した。

6.雲南キノコチャーハン(免疫力アップに役立つ)

雲南キノコチャーハンは以前に実食済。

彩り鮮やかな具材は変わらずですが、今回はベタつき感が気になる。

と思ったら、空になった碗の下にはうっすら油がたまっており動揺した。

 

さて、デザート前にはおしぼりの差し替えあり。お茶のおかわりもデキャンタ出しでいただいています。

7.杏仁豆腐タピオカココナッツミルクがけ

下には杏仁豆腐、上にタピオカココナッツミルク。

細かくカットしたイチゴも入り、想定内の味わいでほっと一息つくことができた。

 

Hand01会計は、きっちり1人4,500円。サービス料はかからず。

身体に優しい“薬膳”をイメージし、オーダーしたのですが、想像とはかけ離れ

全体的にオイリーで味が濃く、料理の組み立て内容が少々残念に思った。

当店でのランチなら、ご飯の進む単品料理と白飯のランチセットが正解かもしれない

と思ったのであります。たいへん失礼いたしました。

 

御膳房(ゴゼンボウ) 銀座店

東京都中央区銀座2-6-5 銀座トレシャス 11F

TEL      03-6228-6231

営業時間/  月~金 11:30~15:00(L.O.14:30)17:00~23:00(L.O.22:00)
            土・日・祝 11:30~22:00(L.O.21:00)

定休日   年中無休、年末年始12月31日-1月1日休み     -店舗情報「食べログ」より-

2015年9月28日 (月)

華錦飯店 (カキンハンテン) 横浜中華街

Photo_2

横浜中華街での食べ歩き。

3軒目は、市場通りの「華錦飯店」 (カキンハンテン) 再訪

当店は鮮魚店直営のため安くて美味しい海鮮ウリ。

モツからスタートして焼味を腹に収めた自分たちは、海鮮をアラカルトで選び

ラストスパートを仕掛けようという算段である。

「どうぞ、ご案内します。」

店員さんから指示を受けたのは1階奥のボックスシート席。

卓上周り及び以前オーダーしたことのある料理で印象の変わらぬものは省略します。

なお、ドリンクは、紹興酒5年2合@1,000×2、3年1合@450を注文しましたが、

冷たいお茶もポットでサービス。お替わりにも快く応じてくれました。

大葉蝦巻(エビの大葉巻き)@800

「熱いのでお気をつけ下さい。」

エビのすり身に粗くカットした身も入り、歯を入れたときのプリッとした弾力が頼もしい。

若干、大葉の香りが強すぎる感じもしたけれど、これは個人的な嗜好の差かもしれない。

椒塩禾魷魚(ヤリイカの塩胡椒揚げ)@1,200

「本日はヤリイカが子持ちで入っているのでおすすめです。」

しかも大きいのを選んで調理してくれたという。子持ちパワーは満足度に大きく貢献した。

蒜蓉北寄貝(活ホッキ貝のニンニクソース蒸し)@1,000

当店の看板料理の一つ。

活ホッキ貝は身もふっくらぷりぷりとして状態は申し分なし。

さじ加減によるものかもしれませんが、ややソースがくどいかな。

海蛎黄餅(カキのチヂミ)@1,300

小粒で味が濃厚な牡蠣が薄い卵生地にびっしり。

磯の風味が豊かでおつまみ力を有するチヂミは酒の良き朋友だ。

红烧黄花鱼@1,500

席を立ち、隣の鮮魚店に足を運び選ばせてもらうことにした。

この日は日曜日、市場も休みで、また時間帯も遅いため、水槽の魚も空になってしまった

そうだが、数種類の魚から目に留まったのはイシモチ。

「うちは、あんかけが美味しいんですよ、醤油のちょっとピリ辛。」と魚屋さんのお兄さん。

「その味付け、ランチでも出ていますか?」と尋ねると

昼は味見で食べてもらって、あのままの味でサイズなどが変わるのだそう。

つまり、昼の醤油あんかけは当店の味をお得な値段で知る近道なのだ。

魚選びの最終決定を経験豊かな同行者に任せ、調理法はおすすめの

醤油煮込みのあんかけでとお願いし店内に戻る。

 

しばらくすると、希望どおり 黄花魚(イシモチ)が調理されてきた。

衣をつけ丸ごとダイナミックに揚げたイシモチの上にはランチ時同様、細切り野菜が乗り

昼にいただいたとき、緩いあんかけに感じたほんのりした甘みや酸味は影を潜め、

今日はマイルドな醤油味が主役で、身はほろほろに柔らかい。

以前、魚のもとの値段にプラス1,000円で調理してくれると聞いていたが

会計時、伝票をみるとプラス500円。魚が小さいからかなあ。ちょっと得をした気分だ。

海鮮を目で見て選べ、調理法も指定できるシステムは食べる側の興奮度も高い。

さて、中華街食べ歩き、これにて終了。

3店舗ともそれぞれに魅力のある素敵なお店でした。ご馳走さまでした

 

華錦飯店 (カキンハンテン)

神奈川県横浜市中区山下町126-22

TEL       045-212-3853

営業時間/  11:00~ラストオーダー23:00

定休日     無休

※横浜中華街満足度数は、4.0~5.0

2015年9月27日 (日)

同發本館(ドウハツホンカン) 横浜中華街

Photo

横浜中華街での食べ歩き。

2軒目はその外観にもクラシカルな雰囲気の漂う中華街大通りの広東料理、

中華菜館「同發 本館」 再訪

当店は「焼き物の同發」として知られる老舗店

ここいらで、焼味を胃袋に収めておこうと訪れた。

「いらっしゃいませー」

店員さんの声とともに、案内されたのは2階の4人掛けテーブル席。

ドリンクはサッポロ瓶ビール中華街ラベル@720×2、紹興酒花彫(小徳利)@660を注文。

叉焼拼焼肉(チャーシュー&皮付き豚バラ肉の焼物)@1,980

作り置きとまでは言い難いが、焼き上がりから少し時間が経過したよう。

それでも一定のクオリティを保ってくれているのだから、がっかりするほどではない。仲良く完食。

明炉焼鴨(家鴨の香味焼き)@1,980

新鮮出爐!タイミングがばっちり合ったようだ。コンディションの良さは一目瞭然。

噛みしめるほどにじゅわじゅわと溢れ出す肉の濃厚な旨味が一同の満足度を高める。

アヒルには定番の梅ソース付きです。

(レンタロー) アヒルは焼き立てにヒットしてラッキーだったで。

 

中華菜館 同發 本館

神奈川県横浜市中区山下町148

TEL      045-681-7273

営業時間/月~金・日・祝 11:00~21:30 土・祝前日 11:00~22:30

定休日   第1・第3火曜日

※横浜中華街満足度数は、4.0~5.0

2015年9月26日 (土)

楽園(ラクエン) 横浜中華街

Photo

横浜中華街での食べ歩き。

1軒目は内臓系の料理に定評のある中華街大通りの広東料理「楽園」。再訪

案内を受けたのは1階奥の円卓。卓上周り等は変わりがないため省略。

また以前オーダーしたことのある料理で印象の変わらぬものについても同様に省略します。

BGMはテレサ・テン♪ ノリノリ気分で、瓶ビール@520を数本頼み、モツからスタート。

白灼牛肚

人気の白灼牛百葉のハチノスバージョン、牛もつ(ハチノス)のネギ・ショウガあえ。

センマイは真っ白なのに対し、こちらは肌色に近い色ですが、丁寧に処理されているので、

臭みがなく柔らかい。

(ノブロー) 味付けは同じだで、やはり、中華タバスコみてえなピリリとした自家製

からし味噌がよく合うで。

巻揚@1570

久々に当店の巻揚いただきました。

豚の網脂で巻かれた細切りの具材はタケノコ、チャーシュー、シイタケ、キャベツ、

エビなどがみっしり。今回は綺麗に揚がっているし、お値段据え置きなのも嬉しい。

鳳爪(もみじ) 

(ノブロー) 壁に貼られた中国語表記の品書きは要チェックだで。

今回、マニアさんが喜びそうな、鱔魚(うなぎ)があっただ。

こういう店が近くにあればと、しみじみ思わせてくれる中華街の名店です。

 

楽園

神奈川県横浜市中区山下町154

TEL      045-641-9308

営業時間/ 11:30~14:30(L.O.14:00) 16:00~21:00(L.O.20:30)
      土・日・祝 11:00~21:00(L.O.20:30)

定休日    火曜日

※横浜中華街満足度数は、4.0~5.0

2015年9月24日 (木)

厦門厨房(アモイチュウボウ) 蒲田

Photo

中華料理「厦門厨房」(アモイチュウボウ)

廈門は中国の福建省南東部、九龍江の河口付近にあり、台湾海峡を隔て
台湾と向かい合っている。

店の場所は蒲田駅西口。飲食店がごちゃごちゃと立ち並ぶ通りの一角。

以前から店の存在は知っていたけれど、食べ放題・飲み放題を掲げる一般の中華料理店と

思い気にも留めていなかった。入店すると時間帯が早いためか先客はなし。

入口近くの席では、店の若いお母さん(奥さん)が小さな子供に食事をさせている最中だったが、

当方に気がつくと好きな席にとうぞ、と声をかけてくれた。

遠慮なく奥へと進み、4人掛けボックスシートを選ぶ。

ぐるなびによると総席数は38席。ごく普通の気安い中華料理店だ。

卓上には、醤油、辣油、酢、胡椒、爪楊枝、紙ナプキン、灰皿、メニューなど。

着座後、タオル地のおしぼり(直置き)をもらえ、取り皿、ロゴ入り箸袋に入った箸がセットされた。

ドリンクはサントリーモルツ天然水100%(中瓶)@500からスタートし、

中国陳年紹興酒@1,900へ進行。お通しには揚げ塩ピーナッツ。

料理はグランドメニューの中にひっそりと紹介されている“郷土”料理に照準を合わせ、

アラカルト注文をした。

海蛎煎蛋(アモイ風カキ玉)@900

小粒の牡蠣、ネギの入ったカキ玉(牡蠣オムレツ)。

台湾夜市の代表格「蚵仔煎」と似ていますが、こちらは浮き粉が入っていないし、

表面に甘めのタレも塗られていません。シンプルにそのままでいただきます。

小粒の牡蠣は磯の風味が強く味が濃厚で、たまごのふわっとした食感にネギが香り

味のバランスも上々。ひねたところのない素直な美味しさに好感度も上がります。

福建蒸地瓜丸(アモイさつま芋団子)@600

「これ、1個サービス!熱いのうちにのほうが美味しいよ」

通常3個のところを1個オマケをしてくれた。

さつま芋団子は蒸しかスープもできると聞いたが、今回は蒸しにチャレンジ!

黄色っぽいむちむち皮はさつま芋、サトイモ、ジャガイモ、カボチャで作ったのだそう。

味はついているというので、何もつけず蒸したてにかじりつくと、肉餡にはタケノコが入り、

生海苔の風味が豊かに香った。

さつま芋団子というので甘さをイメージしたが、良い意味で期待を裏切り美味しさ新発見。

(寝太郎) 面白い!これ。はふはふ。美味しいよー!

拍黄瓜(キュウリ漬け)@315

箸休め的に注文した一品。ニンニクが効いていますが、ほぼ直球勝負の素材味。

海蛎餅@300

「今日はちょうど揚げパンあります。ちょっと丸いの。中には、肉、カキ、海苔、もやし、

キャベツとか入ってるの。それ1個食べてみて。」

私たちが郷土料理に興味を示しているのを察知したのだろう。

奥さんがいろいろ提案をしてくれた。

(寝太郎) わっ!それ、食べてみたいです。

聞くと、海蛎餅は通常メニューにはなく、郷土料理を食べたいというお客様が人数を集め

来店した際に作る(宴会)料理の一つだそう。偶々だったが、ありつくことができた。

皮は油を吸い込んでしまっているけれど、具材はみっしり。

1個を半分にカットしてもらい味わったが、牡蠣と生海苔の磯の風味に豊富な野菜が

食感を添える素朴な味わいだ。

(ノブロー) メニューにない現地の味を体感できるで。

興味のある人はメンバーを集って、店に相談するとええだ。

 

「あと牡蠣のスープもあるの。魚スープと豚肉のバラのスープ。片栗粉でつけた。

白身魚をてんぷら粉であげたのもあるの。」

地元の料理の話になると、心安い奥さんは夢中になって説明をしてくれる。これも郷土愛なのだ。

滷水猪耳(豚の耳)@400

つまみにもう1品頼みたい。

おすすめを聞くと、滷水猪耳(豚の耳)、滷水猪耳(豚のタン)、涼拌鶏珍(砂肝の冷菜)は

地元の味付けで調理しているという。奥さんの一押しは砂肝だったが、豚耳も捨てがたい。

初回はインスピレーションに忠実にチョイスした。

コラーゲンをたっぷり含んだ煮凝り状の豚耳は、こりこりとした歯触りで旨味も豊か。

また、タレの味ともマッチし美味い。値段以上の満足度の高さだ。これは他の2つも気になるなあ。

福建花生餃(ピーナッツ入り甘揚げ餃子)(左)@400、

福建八宝菓(もち米の五目揚げ)(右)@400

厨房での段取りが狂ってしまったよう。温かいデザートが早々に登場。

シナモンやココナッツパウダーを効かせており

手作り感があって、飾らない純朴な味がほっと心を和ませてくれます。

福建炒米粉@1,200

メニューには福建の郷土料理であり、長崎ちゃんぽんのルーツともいわれる「福建燜麵」

(アモイ風汁焼きそば)も用意されているが、この日はビーフンがあるとのこと。

攻略はこちらからだ。極細の麺(ビーフン)が特徴的で、具材は牡蠣、エビ、イカ、肉、セロリ、

キクラゲ、ニラ、キャベツ、ニンジンなど。

海鮮の旨みや野菜の甘みが入り、おつまみ力を有するビーフンは気取りのない

普段着っぽい美味しさが魅力。

(レンタロー) ビーフン、驚きの細さだな。もぐもぐ、うめえ。

蒲田で出会える福建省、廈門の地元料理。

奥さんの話によると、ドリンクも地元のものを3種類(甘い)用意。

現在、一般的な料理に圧迫され、通常メニューに品数は少ないですが、

ご興味のある方はぜひどうぞ。

追加は甕出し紹興酒一合@500、水@200で

Hand01 お会計は、1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)

なお、紹興酒は十年陳年紹興酒@2,900がおすすめで、熱燗、ロック、冷の

リクエストに応じれるということです。

 

厦門厨房 (アモイチュウボウ)

東京都大田区西蒲田7-27-6 裕大ビル1F

TEL           03-5713-1517

営業時間/11:30~15:00 17:00~翌4:00

定休日     無休          -店舗情報「食べログ」より-

※中国料理満足度数は、3.7~5.0

2015年9月22日 (火)

松の樹(マツノキ) 川崎

Photo

四川料理「松の樹

場所はJR川崎駅を背に川崎市役所通りを進行し、途中を左折。稲毛神社近く。

移転後は初訪問。ディナーに際し禁煙席を予約した。

店内は1階と地階が客席、2階は厨房と化粧室。ぐるなびによると総席数は40席とのこと。

私に気がついた店員さんに予約名を告げると、リザーブされた地階の4人掛けテーブル席へ

案内された。テーブル・セッティングは、箸置き、ロゴ入り箸袋に入った割り箸。

着座後にはタオル地のおしぼりを手渡しでもらえた。

卓上の端には、醤油、酢、胡椒、(ラー油、四川山椒は声掛けで用意可能)

爪楊枝、紙ナプキンがあり、メニューも置かれていたのでアラカルトで数品選んだ。

雲白肉(薄切り蒸し豚肉の薬味ソース)@880(税込)

ピーラーで薄切りにした胡瓜は、薄切りの茹で豚バラ肉の定番かつ最適な相棒。

四川スパイスの効いた薬味ソースは砂糖の甘みも効いて風味のあるピリ甘辛味です。

樟茶鴨(四川式鴨の香り揚げ)@1,296(税込)

俗称「四川ダック」。茶等で味付けして、樟(クスノキ)で燻したあひる。

残念ながら当店のものは明らかに作り置き。揚げたてでもないので皮はしなっと。

まあ、このお値段ですからね。贅沢も言えません。

肉には味が浸み込んでいるので、おつまみにはなり得る。軽くレモンを絞っていただきましょう。

千辺四季豆(インゲンの香り炒め)@880(税込)

おすすめ小皿料理からチョイス。

インゲンには葱、搾菜、干海老のみじん切りが加勢。

シャキシャキとした歯触りを残す強火炒めで惣菜枠の気安さがある。

交白(マコモ筍)@1,080(税込)

日替わり野菜からチョイス。調理法・味付けは相談できる。

シンプルに炒交白。

みじん切りの中国漬物とさっと炒め、仕上げには小ねぎの小口切りを散らして。

クセのないマコモダケと漬物の塩気が調和し、食感もしっかり。

期待値以上の味の手応えに安堵し、外食感を味わった。

正宗担々麺(四川式汁なし担々麺)@900(税込)山椒の痺れ印2、唐辛子の辛さ印1。

「お待たせしました。中にちょっと黒酢が入っているんですけど足りないようでしたら

こちらをお好みでお足しください。」とサーブ時には黒酢がセット。

青菜、肉そぼろ、松の実と仲良しメンバーは変わらないようだけれど、昔に比べ少し

風体が違うような気もする。

かき混ぜて口に運ぶと、まずビリビリとした花椒の痺れを感じ、辣の辛さが追行。

また、タレに黒酢の酸味のほか豆鼓の塩気を感じた。

四川スピリッツを感じさせ美味しいけれど劇的な感動までには至らず。

担々麺を食べたのは5年前のことなので、正直、鮮明に当時の味は思い出せないが

若干骨格にズレがあるのかなあ……。

後半、黒酢を手もとで足してみた。味が仄かに和らぎ、これもまた良し。

食後には温かいお茶のサービスを受ける。そのときの話によると、

当店では痺れ感が特徴の中国山椒のほかに、痺れ感はそれほどでもないが香りがすごく良い

日本の和山椒を使ったメニュー(和山椒風味の塩炒め)なども提供できるとのこと。

なお、10/19(月)~10/23(金)は、四川省へ研修のため、連休になります。

酒は、生ビール(中グラス)@540(税込)×3、紹興老酒花彫1合@540(税込)×3を注文。

チェイサーに水をお願いすると、アイスペールに氷を入れ、容器入りの水とジョッキグラスを

卓に用意してくれた。こうした配慮は酒飲みにとって有り難い。

Hand01会計は、1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)

周りをみるといつの間にか他のお客様は帰られていた。そろそろ自分らもと階段を上ると

入店時テーブル席のみの1階では卓を壁につけ、簡易的にカウンター席をレイアウト。

平日の昼、お一人様のランチ仕様に敏速に対応できるよう着々と準備が始まっていたのでした。


松の樹

神奈川県川崎市川崎区宮本町6-11

TEL      044-221-9939

営業時間/11:00~15:00(L.O.14:30) 17:00~21:30(L.O.21:00) 

定休日   月曜日(月曜日が祭日の場合は火曜日が休み)

※中国料理満足度数は、3.9~5.0

2015年9月20日 (日)

聘珍樓(ヘイチンロウ) 日比谷店

Photo

広東料理「聘珍樓」(ヘイチンロウ) 日比谷店。再訪

ダイニングの窓から日比谷公園と皇居の緑を望める好ロケーション。

今回3名でのランチ利用に際し、同行者が予約時に、窓際のテーブル席をリクエストし

アンチエイジング薬膳@3,889円(4,200円税込)をオーダー済み。

そのお蔭で円卓を贅沢に使わせてもらえた。

テーブル・セッティングは、位置皿、ナプキン、カトラリーレスト、スプーン、箸(縦置き)、

おしぼり用トレー、グラス、菜譜。椅子には、白い椅子カバーを使用。

着座後にメニュー、タオル地のおしぼりがトング掴みで提供される。

ターンテーブルには、醤油、酢、辣油のほか、好みで使えるようマスタードと仕切り小皿に

ニンニク入り唐辛子(豆板醤)と蝦醤がセットされていた。

今回ドリンクの別注文はなし。

サービスのお茶は冷たいものと温かいものを選べたので冷たい方でお願いする。

さて、メンバーが揃ったところで、ナプキンを膝にかけスタート待ち。

料理はすべて各人ごとのポーションで提供。菜譜があるためサーブ時の説明は簡潔。

(ノブロー) 菜譜だけでねえよ。卓には今回のアンチエイジング薬膳について細かく説明した

チラシも置いてくれてるだ。 『2015.9月、五臓の「肺」で若返る篇』

こいを読みながら食事をすることでより理解が深まるだ。

三食拼盆(三種前菜の盛り合わせ)

①牛スネ肉の滷水煮込み、②大和芋の海老卵和え(蝦子)、③にんにくの芽の黒酢和え

スパイス香る牛スネ肉の滷水煮込みはお好みで豆板醤をつけて。

ピリッとした辛味が味を引き締め食欲増進!

②と③は素材感を大切にした前菜です。

沙参玉竹燉湯(鴨肉、白キクラゲ、玉竹、沙参の壺蒸しスープ)

目前で蓋は外される。

ベースは金華ハム、丸鶏などから丁寧に取る上質で澄み切った上湯。

レンゲを入れると、鴨肉、白キクラゲ、玉竹、沙参、ハトムギ、ナツメ、ショウガなどがみっしりで

まずそのご馳走感に圧倒される。

熱々スープには乾貨や個々の食材の旨味が凝縮し滋味深い。

うっとりするような奥行きのある美味しさに身体も心もホカホカ満たされた

金蒜香蒸蝦球(海老のガーリック蒸し)

付け合わせの野菜はブロッコリー。ブラウンエノキを海老でくるんと巻き、味付けには、

にんにくとバターを使っていますが、マイルドで上品。クオリティも安定しています。

(レンタロー) 海老は「腎」を補陽し、えのきは「肺」を潤すらしいだ。

蕃薯魚湯浸菜(広東白菜、さつま芋の魚スープ煮)

鯛とスズキを白濁するまで炊き込んだスープはさつま芋の皮の色味が入り、柔らかな小豆色に。

魚の味が濃厚でサラッとしてコク深く、なかなか他では味わえないような広東っぽい仕上がり。

組み合わせも妙味で、たおやかな味の中に芯の強さを感じさせる魅力的なスープ煮です。

什錦糯米飯(五目入りおこわ)

(ワタロー) 飯だで♪ おこわは茶碗で登場だよ。

もっちりしたおこわには、エリンギ、落花生、銀杏、レンコンなどの食感を豊かにする具材がたっぷり。

錦糸卵や刻みネギも入り、バランスよく楽しめそつの無い美味さ。

柱候炆牛脛(牛スネ肉の柔らか煮込み)@860(929円税込)※取り分け後。

牛スネ肉の柱侯醤煮込み。

柱侯醤は肉と相性が良く、スネ肉は箸で崩せるほど、とろとろに柔らかく煮こまれており

コクのある旨味を味わえた。

(ノブロー) 食いしん坊だで、目が欲しがっているだ。追加でシェアするに丁度ええな。

蘋菓西米布甸(りんごの焼きプリン)

しっかりとした甘さのあるりんごの焼きプリンには、タピオカのモチモチ食感も加わり

素朴さを伝える。温かいデザートがいただけ、以上で終了。

ランチのピーク時には注文が立て込み、次の料理が出るまで時間を要する場面もあったが、

茶の注ぎ足しなど、細やかな配慮は行き届いていた。

Hand01会計は、1人4,510円。テーブルチェックでお願いした。

当店は日比谷という立地にありながら都会の喧騒を離れた落ち着きがある。

リラックスランチにもおすすめ。

なお、「聘珍樓」さんはサービス料10%を廃止しています。

 

聘珍樓(ヘイチンロウ) 日比谷店

東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル 28F

TEL      03-3508-0555

営業時間/月~金 11:00~15:00 17:00~22:00(L.O.21:00)
                       土 11:00~22:00(L.O.21:00)

定休日   日・祝

※ランチ満足度数は、4.0~5.0

2015年9月18日 (金)

広東料理 Foo (フー) 松陰神社前

Foo

広東料理 「Foo」 (フー)

場所は東急世田谷線、松陰神社前下車。世田谷通り沿い。

ディナー訪問に際し、予め予約の電話を入れ、コース料理の有無を尋ねたところ、

3,800円と5,000円があり、その内容も丁寧に教えてくれたが、これらは当日でも

受付可能であるとのこと。ならば、連れ(寝太郎さん)とグランドメニューを見たうえで検討したい。

今回は席のみの予約でお願いした。

店の前に付くと外装工事中でしたが、店の営業には支障なし。

扉を開けると、大きな黒板が印象的でスタイリッシュな店内が目に飛び込んできた。

BGMにも洋楽が流れ中華料理店というよりビストロ風なイメージで、

右手のオープンキッチン前にカウンター席を配し、シーリングライトの下、

左手は片側ソファのテーブル席が続く。

先客は数組いらしたが、リザーブされた一番奥の4人掛け席に着く。

テーブル・セッティングは、箸置き、箸(縦置き)、コースター。

着座後タオル地のおしぼりが直置きされた。

卓上には、醤油をはじめとする調味料とグランドメニュー類が置かれていたため、

さっそく手に取り作戦会議。黒板と日付入りの(本日)メニューは同じものもあるようだけれど、

ここはコースよりアラカルトでの注文が楽しそうだ。

厨房にはシェフを含め男性3名、フロアは男性が一人で担当。

なお、当店は木、金、ハッピーデー(アルコール類が500円)。

偶々だったが該当日で小さくツイていた。スタートはビールから。

また、当店はワインの種類も豊富だ。次はお手頃なミュスカデ@2,800(税込)×2を注文。

その際チェイサーで水をお願いすると、デキャンタで用意してもらえたのは有り難かった。

山芋の老酒漬け@500

――山芋は短冊切りかと思ったらこうきたか。

老酒漬けは山芋&小さな胡瓜。漬け込む際にはニンニクなども入れているのだろう。

見た目どおり深々と漬かっていて味が濃く塩辛い。

酒の肴になる味で、飯にも合いそうだ。

こういうのが一切れ、外買の焼味飯の端っこにでもついていたら嬉しいだろうなあ。

と自由な発想をした。

天使の海老 湯引き ピリ辛醤油タレ@1,600

サーブ時にはフィンガーボウルがセット。

天使の海老は大きめのサイズでネギが下に敷かれている。

ピリ辛醤油タレは豆鼓も入り若干塩辛かったので、素材の持ち味を生かすよう

ちょっと漬けでいただく。

海老はそのままで食べても身が甘くて、しっかりとした旨味があったが、

やはり湯引きには才巻き海老が好みだ。

(寝太郎&ノブロー) それ、完全に神の影響だよ……。

清蒸鮮活魚(鮮魚の広東式姿蒸し 熱々油かけ)アカハタ380g@3,000

「失礼します。アカハタお持ちいたしました。身の方取り分けましょうか?」

と言葉を添えてもらったが、自分でトライしてみたい。

(ノブロー) 管理人!「Sai」さんの奥さんに倣うて頑張るだ!

 

取り皿を3枚もらえたので、まず白ネギと香菜を別皿に移し、ナイフとスプーンを

駆使して解体する。もちろん頭の部分を別皿へキープするのもsaiさん仕込みだ。

最後に白ネギと香菜を戻し、タレをかけて作業終了。

本日のアカハタは2人でシェアするのに丁度良い量だ。

骨周りににも火が通りレア感はなかったが、身はふっくら潤っているし、

皮もとろんとしてコンディション良好。

タレの味も濃すぎず、オイルが効いてきっちり美味い。

白飯をもらって、身をのせ、タレをドバドバかけて掻き込む自分を想像するが

まだ先があるのでここはちょっと我慢だ。辛い。

 

次の料理に移る前には、おしぼりの差し替えがあった。

青菜とピータン、塩タマゴの煮込み@1,400

春雨も微量だが参加。煮込みスープには塩タマゴのコクも加わり、ニンニクが効いて味は濃厚。

咸魚蒸肉餅(塩漬け魚入り香港式ハンバーグ)@1,500

色白のふっくらボディ。ぱっと見は蒸しハンバークというより、すり身を合わせたおでん種。

頂には白ネギと香菜が盛りつけられ、タレの味はあっさりとしているが塩分はきっちり。

ハンバーグには細かくカットしたイカも入り、口にしたときハムユイというよりツナに

近い風味を覚えたのに驚いた。物足りなさはあるが、香港式に対するパッションを持ちつつ

当店流に新化を見せた蒸しハンバーグなのだろう。

Hand01会計は、1人当たり7,000円(千円未満四捨五入)テーブルチェックにて。

当初イメージしていたよりカジュアルで、広東料理をメインとして気負わず楽しめるダイニング。

訪問日、明らかに地元の方と思われるお客様も多く、店は賑わいを見せていた。

 

広東料理 Foo (フー)

東京都世田谷区若林3-15-3

TEL   03-5432-9598

営業時間/ 17:00~23:30(L.O)

定休日    火曜日

※中国料理満足度数は、3.6~5.0

2015年9月17日 (木)

神楽坂 五十番 本店 (カグラザカゴジュウバン) (ミニ肉まん)

肉まんと中華料理「神楽坂 五十番 本店」 再訪

「縁香園」さんのランチ後に立ち寄ってテイクアウトのミニ肉まんを買い求めた。

あとから調べると、2013年「ルーロン」さんの後にも同じ行動を取っていたことに驚く。

ミニ肉まん@190

価格は改定されたようだ。

ミニ肉まんは一般の肉まんより少し小ぶりなサイズ。蒸籠での蒸し時間は10分。

もっちり皮とジューシーな肉餡とのバランスも良好。美味い。

ぺろりと平らげ、ようやく食後の寛ぎを得た思いになった。

 

神楽坂 五十番 本店 (カグラザカゴジュウバン)

東京都新宿区神楽坂3-2

TEL     03-3260-0066

営業時間/ 月~金 11:30~23:00 土 11:30~22:00 日・祝 11:30~21:00

定休日   無休

2015年9月16日 (水)

縁香園 (エンカエン) 神楽坂

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Chinese Restaurant「縁香園」 (エンカエン)

店は神楽坂のメインストリートの早稲田(神楽坂)通り、

毘沙門天善國寺の斜め向かいのビル(神楽坂テラス)2F。

ここは以前「ルーロン」(LouRon)さんあった場所だが一層して新しく展開しているのかな?

オープンは2015年2月1日。ネット情報によると、経験豊富なオーナーシェフ秋場俊雄氏は

「頤和園」さんで長く腕をふるわれてきた方だという。

表にはランチメニューも紹介されていたので足を止める。

ランチは全品ご飯、スープ、ザーサイ、小鉢付き。ご飯のお替わり自由は朗報だ。

2階までは階段を利用して向かった。扉を開け正面が厨房、客席は左右に分かれ、

1人である旨を確認したスタッフさんから右手のダイニング側へ案内された。

ぐるなびによると、総席数100席の大箱店。

入口で感じていたが様子は「ルーロン」さん時代とほぼ変わらず。

赤い提灯も同じだし、居抜き店舗に少し手を加えただけのように思える。

利用は、昔と同じ片側ソファのテーブル席。

右に視線を移すと、あの見晴らし台も健在している。

そして、おそらく年配のフロアサービスの男性も昔と同じ方だろう。

テーブル・セッティングは、ランチョンマット、ロゴ入り箸袋に入った箸(横置き)、使い捨て紙おしぼり。

卓上には、醤油、酢、辣油、爪楊枝、紙ナプキン、メニュー。

着座後すぐにジャスミン茶(冷)がサーブされた。

ランチには麺類の提供も可能。

「頤和園」さんで好評を得ていた担々麺もオススメ印があり、これが当店でも味わえると

なれば選択に迷うが、ご飯は新潟県コシヒカリを使っているとの表記をみつけ

定食から選ぶことにした。

炊きたての美味しい白飯が食べれる中華料理店は私にとって貴重なのだ。

なお、ランチタイムは50円でグラス生ビール、一口杏仁豆腐がつけれるのも喜ばしい。

縁香園麻婆豆腐@980

ランチメンバーは足並みを揃えて一斉に卓へ運ばれてきた。

スープや小鉢の内容について説明はないが、味が混じらないように、

麻婆豆腐とスープ用に2つレンゲを用意してくれたところは嬉しい配慮だ。

スープは溶きたまごの入ったぽってりコーンスープ。ベタではあるが味は悪くないし

他のメンバーとも仲良くやっていけそうだ。

一方、ポテトは醗酵系の酸味と胡椒が効き自己顕示欲の高さが気になる。

その風体からも穏やかさをイメージできる麻婆豆腐をレンゲで掬いライスにのせ、

口に含むと、豆腐は柔らかな絹ごしタイプで、見た目どおり味にインパクトはないが、

その分マイルドで食べやすい万人路線だ。また、米の質も良いので食が進む。

途中、私の様子を気にかけたのか、スタッフさんがスパイスミルで中国山椒を

かけてくれたけれど味が劇的に変わることはなかった。

 

さて、相変わらずスタッフさんの視線は鋭い。

食べ終わったばかりの皿を見つけると、鷹が獲物を狙うように下げにくるから、

ついには麻婆豆腐をのせたご飯とスープ、ザーサイだけになってしまった。

大箱店なのにそんなに皿が不足しているのかしら?

また、他の事情があるのかもしれませんが、小鉢ぐらいなら構わないけれど

メインの麻婆豆腐の皿まで片付けられると、食事最中の絵面もぐっと侘しく

追い立てられている気分になり、当方まで忙しなくなる。

会計時、何か調べものをしていただろうと尋ねられた(スマホをいじっていたのだけれど)。

良い面もあるが、客の一挙一動をじろじろと見ている様で接客の距離感が重たく、くつろげない。

夜はわかりませんが、サービス側の姿勢は変わっていないなあと思ったのでありました。

 

縁香園 (エンカエン)

東京都新宿区神楽坂5-1 神楽坂テラス 2F

TEL     03-6280-8868

営業時間/  月~金 11:15~15:00(14:30L.O.) 17:15~22:30(22:00L.O)
            土・日・祝 11:15~22:00(21:30L.O)

定休日    無休

2015年9月14日 (月)

第一亭 (ダイイチテイ) 日ノ出町

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「ひのでや」さんを飛び立ち向かったのは、台湾料理「第一亭」 (ダイイチテイ) 再訪

やはり16時30分に店はオープンした。

口開けの客となった私達はまたも入口に近い壁際の4人掛けテーブル席を指示され

今回は連れ(寝太郎さん)がTVを正面から見れる位置に座った。

(レンタロー) 平日の早い時間帯は店もまだのんびりしてるだ。

チート(豚胃)のしょうが炒め@600

瓶ビール@550とともに注文すると、

「チートひとつねー!」と店のおばちゃんがテンポよくオーダーを通し、

出来上がると「チートでーす!」と看板役者を登場させる。

おばちゃんはこの舞台を支える名裏方さんだ。

(寝太郎) チート!ここに来たら食べたいマストアイテムなんだ。

 

生姜風味のくにゅくにゅチートを食べつつ、攻略したい料理を検討した。

以降はまだ食べていないものを攻めてみたい。

豚頭肉(カシラ)@600

「カシラひとつねー!」「カシラでーす!」

この単調でお決まりのセリフもここでは妙に心地よく響くのだから面白い。

臭みのないやわらかなカシラには粗く切ったネギと脇には豚にマルチで使える“薬味王”

ニンニクの効いたピリ辛味噌が添えられている。

 

この日、時間帯が早くまだ他にお客様がいないためだろう。

普段は厨房で忙しく鍋をふるうお兄さんが小あがりの座敷席に腰を下ろし、

ギターをポロポロと弾きはじめた。

郷愁を誘い心にしみるようなギターの音に耳を傾けながらいただく酒は最高だ。

(寝太郎) ノスタルジーだなあ。まんま「孤独のグルメ」の世界観だね。

その後、続々とお客様が入店し、彼は厨房から手が離せない状態になる。

僅かな時間だが心地よいメロディまでついて、凄く得をした気分だ。

餃子@500

隣のお客さんの卓上に出ていた餃子に興味をそそられ注文。

あ、ちょっと焦げちゃったかな(汗)

小ぶりな餃子は折り目の数もきっちり決まっているよう。

ニンニクががっちり効き、醤油・辣油・酢のブレンドだれがよく似合う味わい。

正直なところ、ボリューム等を考えると割高感は否めないが、そうしたことも含めて

一度は食べておきたかったのだ。

小袋炒め@600

小袋は歯触りシャキシャキ。

ネギも参加し味付けも同じ。前回いただいたホルモン炒めの小袋バージョンだ。

炒米粉(ビーフン)@750

豚肉、海老、人参、キャベツ、タケノコ、ピーマン、チンゲン菜、白菜、キクラゲ、タマネギなど

ざっかけない具材がたくさん。カットされているが、愛らしいナルトの存在にも目を見張った。

胡椒が効いて、日本の街場ビーフンの集大成。チープさも憎み切れず、おつまみ力もある。

店の裏手の大岡川。この景色も哀愁を感じて好きだ。

飲みきりいいちこボトルを追加してHand01 お会計は、1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)

混み合ってきたので次のお客様にテーブルを譲り店を出た。

ここに日本の街場中華の理想郷を感じる。なんだかとても楽しく魅力のある店なのだ。

 

第一亭 (ダイイチテイ)

神奈川県横浜市中区日ノ出町1-20

TEL       045-231-6137

営業時間/  11:30~13:30(土日、祝日を除く)16:30~21:00

定休日     火曜日  

※中国料理満足度数は、4.0~5.0

2015年9月13日 (日)

フライの店 ひのでや 日ノ出町

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フライの店 「ひのでや

日ノ出町下車。駅前の交差点角にはよさげな店がある。

(ノブロー) 「第一亭」さん目当てだけんど、ちいと時間が早いで

ウォーミングアップに“予備校”に来ただ。

 

第一亭さんオープンまでのつなぎで入店させてもらった。

まだ早い時間なので席は選べたが、カウンター席で常連さんが店のお姉さんと歓談中。

ここに割って入っていくのも一見の自分たちとしては気が引けるため

ビニールの覆いがかかった4人掛けテラス席をわずかな時間の止まり木にした。

おしぼりをもらい、テーブルにあったメニューから、連れ(寝太郎さん)は生ビール、

私はレモンサワー@400を注文。

フライは、チーズ@100、うずら@100、くじら@200

長いも@100

良かったらと、キャベツもボウルで置かれたので少し頂戴する。

卓上には、醤油、しお、ウスターソース、爪楊枝、灰皿。割り箸もまとめて準備されている。

辛子を取り皿の脇につけ、ソースをかける。このソース意外と味がさっぱりしているではないか。

また、油も古くなっていないので、フライも軽くてなかなかいけるぞ!

それにレモンサワーが美味かった。信頼できる。これは良い“予備校”に出会えた。

滞在時間15分程。これからも日ノ出町巡りに、活用させてもらいたい。

 

フライの店 ひのでや

神奈川県横浜市中区日ノ出町1-18 坂本ビル 1F

TEL       045-241-8655

営業時間/  火~金 16:00~24:00 土・日 13:00~23:00 祝日16:00~22:30

定休日     月曜日          -店舗情報「食べログ」より- 

2015年9月11日 (金)

四季海岸(シキカイガン) 池袋

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中国料理「四季海岸」(シキカイガン)

場所は、池袋駅西口。「聚福楼」 さんの斜め前あたりのビルの4階。

飯友さんの話だと、当店なかなかの人気店らしく予約した方が賢明とのこと。

アドバイスに従い、予め席を予約し現地集合した。

エレベーターを降りると正面にはレジ。

その向こうに水槽があり、広さのある店内は食べログによると総席数112席。

訪問日もその大半を中国人客が占めワイワイガヤガヤと賑やかだ。

指示を受けたのは中央ダイニング中ほどの4人掛けテーブル席。

テーブル・セッティングは、取り皿、箸(横置き)。

卓上には、醤油、辣油、酢、塩、爪楊枝、紙ナプキン、呼び出しベル、灰皿、メニューが

準備され、着座後にはタオル地のおしぼりが直置きで提供。

酒は、ザ・プレミアム・モルツ(中ジョッキ)@480×2からスタートして孔府家酒@1,980へ進行。

ビールの味は疑問だが、白酒は目前で自己開封できるので安心だ。

羊肉串(ラム肉串焼き)@90×6

クミン、唐辛子、スパイスががっちり効いたラム肉の串焼き。味のクオリティはお値段以上のもの。

見ると、どの卓にも登場しているのでマストアイテム的なポジショニングかな。

黄金蟹(蛋黄焗飛蟹)@1,380

ザクザクとカットして揚げたワタリガニの表面を、卵黄の粉(蛋黄粉)で手早くコーティング。

カリカリと香ばしく揚がったワタリガニを殻ごと口に放り込み、しっかり歯を入れると

蟹の身の甘さと、ちょっとざらつき感があるけれど粉の甘みも広がり、なかなかのコンビ力を発揮。

酒の良き友であります。熱々のうちにいただきましょう。

三鮮烧冬瓜(トウガン海鮮炒め)@980

三鮮はイカ、エビ、ホタテ。

ピーマン(赤・青)、キクラゲなども参加して、スライスした冬瓜がほこほことして口に優しい。

個々の海鮮類の状態も良く、私にとって未知なる味だけれど、三鮮からの旨みと嫌味のない

ほんのり甘めの味付けに、どこか懐かしさを覚えすんなり受け入れられた。

これは美味い。本日1番の収穫だ。チョイスしてくれた飯友さんに感謝です。

蒜泥黄瓜(胡瓜のニンニク和え)@380

ニンニクがっちり。化学な風味や細かいことは気にならない大陸テイスト。

料理のメニューもベタなものに留まらず、その種類も豊富。

厨房にはコックさんをはじめ12人もの人員が導入され、その熱気を感じ取ることができた。

中国大連あたりの中国料理屋さん、ってこんな感じだ、

という飯友さんの話もなんとなくだがわかる気がした。

Hand01 お会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入) 安くて旨い!

しかも一皿のポーションも十分だから、数人で来店しシェアした方が効率よく楽しめそうだ。

さすが、新華僑の街。池袋チャイナタウンの底力を垣間見たのである。

 

四季海岸(シキカイガン)

東京都豊島区西池袋1-36-8 ロマンスビル 4F

TEL       03-6912-6108

営業時間/  11:00~翌朝5:00

定休日     無休 

※中国料理満足度数は、3.7~5.0

2015年9月 9日 (水)

虞妃 (Yui Fei) 代々木上原

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ダイニング「虞妃」 (Yui Fei)

場所は、代々木上原駅下車。渋谷上原郵便局を目印に先の道を左折した道沿い。

某日は世田谷区在住の友人とランチで現地集合。

一足先に入店してしまったが、木の温もりにタイルを取り込みスタイリッシュで

落ち着きある店内は左手にライブ感の伝わる広いオープンキッチンを構え、

その前にカウンター席がずらり。食べログ情報によると総席数は18席とのこと。

訪問するにあたって、ピークタイムを外したつもりだったが、そのカウンター席は

すべて埋まっており、並列する4人掛けテーブル席に横並びでの利用を指示された。

着座後には、箸置き、箸(横置き)がセッティングされ、冷たい中国茶(ジャスミン茶)、

メニュー、タオル地のおしぼり(トレー置き)、がテンポよく出てきた。

ネット情報によると、当店のシェフ、佐藤氏は本場中国で修行を重ねた人物。

オープンは2014年10月25日になる。

この日店はシェフとフロアサービスの男性の2人体制。

ランチで用意されたメニューは冷やし麺(3種類)とWEEKDAY LUNCH(9種類)。

日替わりランチの説明も受けられたが、平日ランチメニューから担担麺を選び、

1個からでも注文可能な点心もお願いした。

当該平日ランチにはサラダバー(おかわり自由)、ライス(おかわり自由)、

スープ(麺のメニュー以外)、小鉢、ミニデザート、アイスジャスミンティーがセット。

自力調達したサラダには3種類のドレッシングより青山椒をチョイス。

サラダバーのコーナーには炊飯器も置かれていたが、ライスは止めておいた。

小鉢(2名分)

主役に先立ち、青ザーサイが2名分一緒に盛り付けらて登場。塩の抜き加減も上々である。

担担麺@1,200

青菜、甜麺醤の効いた炸醤肉とそのビジュアルはすっきりとシンプル。

トマトスープのように赤の強いオレンジの色味が

中細ストレートの美白麺を染める。

スープはさらっとして重たさがなく酸味がくっきりとした辛さで品も良い。

芝麻醤でぼてぼてしていないところも、私好みの味わいで気に入りました。

小籠包@150

2名分を一緒の蒸籠で。

この頃には卓上に醤油、酢、辣油、黒酢も置かれ、針生姜は別小皿でサーブ。

作り置き感がなく、赤ちゃんの肌のようにしっとり吸い付く皮がチャーミング。

そして、なんといってもスープの味が綺麗なのだ。これはもっと食べたいなあ。たいへん美味。

チョイスした3種の点心は各人ごとに蒸籠でサーブ。

蟹肉焼売@200、②海老焼売@200、③広東焼売@100

すこぶるジューシー!焼売たちは味のクオリティがなかなか高い。別注文は正解だ。

ミニデザート

香り良く滑らかな舌触りでコクがある。

セットのオマケ的なものではなくソロでも活躍できる申し分のない杏仁豆腐でした。

亀さんのお香入れが可愛らしい。

ここは、ノブローさんたちも連れて来てあげればよかったな。

Hand01会計は、1人1,850円。

香辛料使いにセンスを感じる四川料理店。次回は夜にお邪魔したいと思うのでした。

 

虞妃 (Yui Fei)

東京都渋谷区上原1-17-14 1F

TEL           03-6407-0217

営業時間/月・火・木~日 11:30~14:30(L.O.14:00)17:00~23:00(L.O.22:00)

定休日     水曜日

※ランチ満足度数は、3.8~5.0

2015年9月 7日 (月)

BAO (バオ) 新橋

Bao

モンゴリアン・チャイニーズ 「BAO

場所は新橋駅烏森口より徒歩3~4分、さまざまな飲食店が立ち並ぶ小路に立地している。

当店は2015年6月1日、羊をメインとした内モンゴル家庭料理店としてオープンした。

予約の電話を入れると、日の近い希望日は満席との返答。

ならばと、間をあけ半月後で予約を申し込む。

利用人数が4名であることを伝えると、店側から要予約のコース料理の提案を

受けたので、内容を聞くと、

ホニコース(2名から)@4,000、モンチャイコース(4名から)@4,500、

バオさんおまかせコース(4名から)@5,000~

があり、基本は通常メニューから人気の高い料理を組み合わせているらしいが、

おまかせコースになると料理長がメニューにのせていない料理も組み込み7~8品の

提供になるという。メンバーに相談のうえ、おまかせコースで決定。

やはり通常メニューにないというのが気になりますからね。

その際、アレルギー等の確認がありました。

入店後、案内を受けたのは奥の個室仕様の座敷・小上がり席で4人掛けの和卓が2つ。

掘りごたつ式に足を下せるようになっており、私たちはリザーブされた入口に近い卓を利用。

テーブル・セッティングは、取り皿、箸、使い捨て紙おしぼり、コースター、メニュー。

コース料理を注文の場合のみ飲み放題がつけれますが、これは当日でも受付可能。

2,000円飲み放題はドリンクメニューから600円までのものを選ぶことができ、

2,500円は700円台までドリンクが選べるという。

乾杯用にビール1杯は用意してもらえますが、生ビール(アサヒスーパードライ)の値段は650円。

メンバーの中に、ビール好きさんがいたので全員で2,500円飲み放題(2.5h)を

つけてもらうことにしました。

(※事前に飲み放題を申し込めば瓶ビールを用意してもらえるらしいが、今回確認が不足していました)。

なお、当該おまかせコースにお品書きはなし。サーブ時に口頭説明を受け、

料理はすべて大皿で供されるため、各自での取り分けが必要になります。

(ノンノン) ノブロー、今日はお招きありがとう。

(ノブロー) ノンノン。久しぶりだで。むーみんパパが連れてきてくれただな。嬉しいだ。

 

店は料理長である内モンゴル出身のBAOさんと女性店員、2人での切り盛り。

人気店のため、お客様の注文が立て込んだときは、次の料理が出るまでに

時間を要する場合もあります。

羊の塩ゆで骨付き

皿から零れ落ちんばかりのダイナミックさ!インパクトのあるプレゼンだ。

002 (寝太郎) うひょ~!これは醤大骨的に使い捨ての手袋が欲しくなるなあ。

「最初はそのままで、塩味で召し上がってください。あと、お好みで、山椒ベースのスパイスか

辣油ベースのタレをつけてください。」

山椒ベースのスパイスには、もちろん羊肉に相性の良いクミンが入っています。

トングと小さなナイフを駆使して肉を削ぎ取るが、骨周りに密着した肉はそんな生易しい手段では

到底取り切れない。手掴みでむしゃむしゃと豪快にかぶりつくべし。

塩梅の良い塩気が羊肉そのものの旨みを引き立て、力強い美味しさだ。

(ノブロー) WE LOVE 羊 !骨入れの器がねえのは苦労するな。

(ノンノン) パパ、お肉好きなのよ。嬉しいわ。

あ、手が汚れちゃったから、紙おしぼりの追加をお願いしたからね。

辛いサラダ

ニンジン、キュウリ、香菜、セロリなど。唐辛子がガンガン効いていて、強烈な酸っぱ辛さだ。

羊の包子

「包子です。熱いから、汁が熱いから気をつけてください」とBAOさん自らのサーブ。

(ノブロー) 同時にレンゲと黒酢ベースの辛めのタレがサーブされただ。

「そのままで食べても美味しいから、味付いているから」

羊肉包子はもっちり厚めの皮に包まれ、今回スープは少な目だけれど、肉餡は羊肉の

風味が豊かで、鼻に抜ける香りにモンゴルの草原をイメージできた。

002_2 (寝太郎) 僕的には、ちょっとタレをつけるのもアリ!かな。

羊のホルモン煮込み

「これはメニューにない。メニューにあるホルモン炒めとは違う味です」

BAOさんの説明によると、ニンニクで味付けをし、トマトで煮込んだ羊ホルモンと新鮮な

マッシュルームの煮込み。

ホルモンは臭みもなく柔らかで、投入されたトマトの量も主役を損なうことなく

絶妙な分量で、その相性も抜群に良く、すっきりとして美味い。

002_3 (寝太郎) うぉぉぉー!すげえ。美味しい!これはクリティカルヒットだよCrown04

「めちゃくちゃ美味いですね!最高!」

一同の感想を伝えると、これからメニューに出そうかな。と笑顔のBAOさん。

その日が楽しみだ。

紅油餃子

「紅油餃子これも人気のメニューです。野菜餃子です、スープも全然羊は使ってないです。

味の素とか使ってないから、全部スープも辛いの好きだったらぜひ飲んでください」

これは内モンゴル料理ではなく四川風。

BAOさんは辛いのが好きなのでアレンジして、オリジナルの味を作られているのだそう。

スープは飲んだ瞬間にゴホっとむせて咳き込む破壊力のある辛さだ。

まず山椒が強烈なパンチを放ち、唐辛子が鮮やかにストレートを決める。

この重たさのない真っ直ぐな辛さが、BAOさんの持ち味なのだろう。

もっちり厚めの皮がふわっとした餡を包み込み、コシのある春雨もたっぷり入り、

食べ応えも十分。旨辛スープももちろん完飲した。

羊のスープ煮込み

「これ、煮ものなんですけど、メニューにないもので羊のスープでいろいろ野菜を煮込みました」

とても良い香りをさせて、BAOさんが運んできてくれた。

メンバーさんが羊湯ではないのかと尋ねると、(羊湯ですけど)少し薄めてありますとのこと。

味付けは塩と少量の醤油。

具材には、椎茸、ジャガイモ、先の紅油餃子とは異なり、柔らかくてつるんとした食感の

マロニーらしきものが参加。羊の脂を吸いとろとろになったジャガイモとスープの相性は

鉄板だけれど、美味いエキスを吸い込んだマロニー(仮)も愛おしい。

ちょっと塩分の強さを感じたが、これはうまじょっぱさに他ならないCrown04_2

素朴な美味しさがあって好感度も高く、これは汁ごとざばっと白飯にかけたいなあ。

羊肉の麻婆豆腐

「麻婆豆腐人気なんですけど、辛いの苦手だったらほかのものを作りますよ」

002_4 (メンバー一同) ガンガンきてください!いつも通りでいいです!!

いやむしろ羊の麻婆豆腐食べたい。

 

豆腐は歯触りを感じる木綿タイプ。

羊肉の独特の風味に(羊の)旨味が入った麻辣オイルがしみじみ美味い。

一同の心を捉えた羊の麻婆豆腐。その美味しさに人気があるというのも納得した。

(ノブロー) 麻婆豆腐は羊肉に限るで♪ なかなか出してくれる店ないでオラ寂しいだよ。

羊のちぎり麺(ヨーグルト付き)

「このままで食べても美味しいんですけど、ヨーグルトを入れてもスープがさっぱりします」

羊の塩ゆでのスープで作ったちぎり麺、まずは、そのままで味わう。

――美味い。

羊のうまみ脂の入ったコクのあるスープには香菜が浮かび、ブレのない実直な旨さを

伝えてくれる。そののちにスプーンで一匙、ヨーグルトを入れて楽しむ。

各人の好みによるものですが、使うのが勿体ないと思えるぐらいベースの味が良かった

(ノブロー) ノンノン、そろそろお別れの時間だな。また会うべ。身体に気をつけるだよ。

(ノンノン) ノブロー、寂しいな。また遊んでね。きっとよ。

飲み放題ラストオーダーの際には声掛けありですが、まだ飲み足りず追加ドリンク注文も少々。

Hand01会計は、1人当たり9,000円(千円未満四捨五入)


「お母さん料理上手ですね」とメンバーさんが話しかけると

「私、料理人じゃないんですよ。ただの奥さん。」とBAOさん。

002_5 (寝太郎) 僕たちはBAOさん宅にお邪魔してお母さんの家庭料理を食べる、

お店はそんな風に考えていいのかな。

「そう思っていただければ一番嬉しい。だから毎日新しいものを作って、残り物を出したくない。」

気さくで懐の広さを感じさせるBAOさんの店は羊使いがとても素敵。

今後は羊のスープを使った麺も研究し積極的に取り組んでいきたいとのこと。

食いしん坊さんにとって、面白味があり、たいへん興味深い店でありますが、店は連日満席で

大盛況のため予約は必須。

なお、料理はアラカルトでも頼めますが、コース料理のキャンセルは3日前までにお願いします。

ということです。

 

BAO (バオ)

東京都港区新橋3-14-6 小林ビル 1F

TEL   03-6435-6366

営業時間/ 月~金 17:00~23:30 土 16:00~22:00

定休日    日曜日・祝日

https://www.facebook.com/mongolbao

※中国料理満足度数は、4.5~5.0

2015年9月 6日 (日)

麺喰屋 Senmi (センミ) 武蔵新田

Senmi

麺喰屋 「Senmi」 (センミ) 

武蔵新田駅下車。環八通りの武蔵新田駅前を千鳥三丁目方面に向かい右手側。

「ポンディバワン」さんの並びになります。

店は左手厨房前にカウンター席を配し、右手にテーブル席というレイアウト。

入口を入ってすぐ右手に券売機があるので、食券を買い求め、カウンター席の端に着座し

厨房内のお兄さんに渡した。

すると、ランチタイムサービス(月~金)はどうするかというお尋ねあり。

卓上を見ると、サービスの案内が記されており

麺大盛(+50g)、白飯(ハーフ)、味玉(ハーフ)、キャベツ増、

この中からいずれか2つまでサービスしてもらえるという。※クーポンとの併用不可。

自身は味玉のサービスのみを願い出た。

 

卓上には、醤油、酢、辣油、胡椒、七海唐辛子、すりおろしニンニク、

箸箱には割り箸と爪楊枝、テッシュボックスが準備。

コップが重ねられているので水はピッチャーからセルフで注ぎ、しばし待ちの態勢だ。

汁なし担々麺@800

スープ付き。 サーブ時にはよく混ぜて食べるようアドバイスを受けられた。

具材は肉そぼろ、キャベツ、刻みネギ、サービス味玉。

器の下に溜まっているタレと均一に混じり合うようにかき回し口に運ぶと、

「30回ぐらいかき回さないと、お客さんのそれは和えただけだよ。」と鋭い指摘があった。

聞くと、麺の表面に膜ができるように乳化させると味が違うとのこと。

仕切り直して、再びかき回し作業。

なんとなくだが、お兄さんの合格点をもらえたところで、汁なし担々麺攻略に本腰が入る。

パワフルなもっちり太麺に絡むタレは、胡麻の濃度が高く、辛さは控えめでニンニクの風味が

感じ取れた。肉そぼろはタレに歩調を合わせ、程よい歯触りを伝えるボイルキャベツが

濃さに傾く味を中和させてくれる。

ライスを誘う味わいですが、単体でも十分にボリュームがあり男飯。

後半、食傷気味になったが、セットのシンプルな鶏スープで味覚の切り替えを図りつつ

完飲後は水を片手に麺を流し込んだ。美味いのだが、腹にドスンと溜まる感じ。

実にたくましい汁なし担々麺でありました。

 

麺喰屋 Senmi (センミ)

東京都大田区矢口1-7-9

TEL   03-5482-1003

営業時間/ 11:00~14:30 18:00~22:00

定休日    水曜日          -店舗情報「食べログ」より-

2015年9月 5日 (土)

雪国(セツエン) 川崎

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中国湖南料理「雪国」川崎店。再訪

ヨドバシカメラでの買い物帰り。腹は減ったが、移動も面倒くさい。そんな日もある。

同じルフロン2階の当店に入店後、案内を受けたのは2人掛けのテーブル席。

ビニールクロスのかけられた卓上には醤油、酢、胡椒、爪楊枝、からし、ペーパーナプキン。

着座後、メニュー、タオル地おしぼり(トレー置き)が供され、ティーポットで中国茶(温)の

サービスを受けられた。

ランチ特別セットもあったが、リーズナブルな昼食メニューからのチョイス。

回鍋肉@860

自家製点心2品、スープ、ライス、香の物付き。 

角盆に乗せられ主役の回鍋肉に付き従うが、サーブ時これらチームメイトの紹介はなし。

ワカメスープ(塩味)とザーサイ、ライスは小さなおひつに入り、飯用の小碗やしゃもじの

用意なし。どうやら、このまま箸をつけ食べるようだ。

回鍋肉は、2種のキャベツが多く、肉は数えられるほどしか入っていないヘルシー路線だが

ニンニクの効いたピリ辛味噌味でタレごと白飯の友になれる濃いめの味わい。

量が少ない分、この味付けがライスを進めさせるので有り難い。

焼売と海老ニラ蒸し餃子。

味に特筆なしだが、回鍋肉で不足したタンパク質は摂取できたように思う。

なお、ダイニングにセルフでアイスウーロン茶がいただけるコーナーが設けられていた。

 

雪園(セツエン) 川崎店

神奈川県川崎市川崎区日進町1-11 川崎ルフロン2F

TEL            044-244-5777

営業時間/  月曜日~金曜日 11:00~15:00 17:00~22:00
                  土曜日・日曜日・祝日 11:00~22:00

定休日     無休

2015年9月 4日 (金)

山西亭 (サンセイテイ) 東新宿

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中華料理「山西亭」 再訪

利用は厨房の様子が望める中央ダイニングの4人掛けテーブル席。

麺料理をこよなく愛し、当店の常連でもあるS氏との会食。

注文はアラカルトですが、今回のオーダーも以前と同じ山西省郷土料理が入っているため、

それらについては細かい記録を省きます。

莜麺栲栳栳(ヨウミェンカオラオラオ)(莜麦:燕麦のせいろ蒸し麺)@580(小蒸籠)(税別)

つけだれ2種も変わらず。山西省の黒酢と醤油、トマトとタマゴ。

山西風味鶏(蒸し鶏と野菜の山西香酢の和え)@800

炒蕎麦灌腸(蕎麦餅の炒め物)@800(税別)

蕎麦粉に小麦粉を混ぜた麺生地を蒸し固め平たくカット。それをモヤシ、ニンジン、ニラなどと

黒酢をベースに炒めた山西省郷土料理。

蕎麦餅は蕎麦がきのような食感で、取り澄ましたところのない素朴な美味しさが味の魅力です。

 

さて、お客様の波がひけたタイミングでご主人が2品麺料理を紹介してくれました。

豆面 擦尖@780(税別)

(ノブロー) つけだれは①トマトとタマゴ、②高菜あん、が用意されただ。 

ご主人の話では、豆面には、高菜あんが良いとのこと。

ちょっぴりの唐辛子が入ってますが、どぎつい辛さはなく、いわゆる辛子高菜的な味わい。

もっちりとした麺に絡めていただきます。長さが短いので少々掴み辛いかな。

红面(高粱面)@780(税別)

こちらは高粱粉で作られている。

その红面はトマトとタマゴが合うとのことで、

同様に麺にかけていただく。なるほど、トマトのやわらかい酸味がマッチした。

上記写真の器具はご主人の手作り。これで生地を擦るようにして作るらしい。

酒は、生ビール@450(税別)×2、紹興酒3年(ボトル)@1,380(税別)×2を注文。

Hand01 お会計は1人当たり4,000円 がっちり飲めて、やっぱり安くて美味い!

麺処、山西省。まだまだ好奇心を掻き立てられる麺料理が楽しめそうだ。

 

山西亭 (サンセイテイ)

東京都新宿区大久保2-6-10 B1F

TEL         03-3202-7808

営業時間/ 11:00~15:00 17:30~22:30(L.O)

定休日     不定休          -店舗情報「食べログ」より- 

※中国料理満足度数は、4.5~5.0(*^・^)ノ

2015年9月 2日 (水)

麻布長江 香福筳 (アザブチョウコウ コウフクエン) ジャパンレストランウィーク2015夏(夜)

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麻布長江 香福筳」(アザブチョウコウ コウフクエン)

「ジャパンレストランウィーク2015」 SUMMER PREMIUMを利用して、今度はディナー再訪

当店では、

ランチ 3,000円(税別・サ別)
ディナー 5,000円、7,000円(税別・サ別) で提供。

案内を受けたのは、入り口より右手の6名仕様の個室。

2人なのにこんな贅沢をさせてもらって良いのかしら?

緊張した面持ちで席に着くと、時節柄、タオルおしぼりは冷やしたもので用意。

テーブル・セッティングは、箸置き、箸(縦置き)スプーン、リング留めナプキン、

卓布は白色と芥子色の布製2枚重ね。

昼とはまた異なり、夜はワンランクアップしたおもてなしの装いだ。

卓上に「ジャパンレストランウィーク2015」の内容が記載されたお品書きはなく、

事前に同サイトで確認した、当店のディナーメニュー(7,000円)は

7,000円 (税別・サ別)
【JRW】フカヒレ姿煮コース
1.本日の前菜盛合せ
2.エビととうもろこしのさくさく揚げ
3.フカヒレ姿煮(お1人様1枚)
4.干し貝柱と細切り押し豆腐 黄ニラの炒め煮
5.牛ホホ肉、四川唐辛子、花椒炒め
6.選べる〆料理
7.デザート

フカヒレの姿煮がお1人様1枚つく、プレミアムなコースです。     というものでした。

なお、料理は全て各自分での提供で、サーブ 時に丁寧な説明を受けられます。

今宵はちょっとフンパツしてワインを注文しよう。

リストから、最もリーズナブルな赤ワイン、

メゾン・ジャン・フィリップ・マルシャン・ブルゴーニュ・ルージュ@3,300(@3,564)に

目をつけ、フルボトルでお願いすると

マネージャーさんより「すみません。こちらはハーフサイズになりますが」とのサジェスチョン。

リストをよく見ると、ちゃんとHalfと書かれているではないか(汗)。

コース料理をいただくにあたり、自分たちには当然足りない。

スタートから小さく恥をかいたが、教えていただいて助かった。

再検討し、ベル・カント・メルロー/ブリューレ・ラ・ショーム@5,300(@5,724)を

フルボトルで注文。ふう、一仕事終えた心持ちだ。

なお、ワインはお店の方で管理してくれる。

コース料理の前には、冷製スープのサービス。

焼きトウモロコシのスープの中央に海胆を浮かべ、食感のアクセントにコーン、

また彩りにも美しいピンクパッパーが散らさえている。

季節感があり、香ばしさとコーンの甘みが絶妙にコンストラストして、味のまとまりが秀逸。

思わず笑みがこぼれる、たいへん美味しいスープです。

(レンタロー) これ、ひゃっこくて、自然な甘みがうめえな。オラの好きな味だで。

1.本日の前菜盛合せ

ランチおまかせコースでも登場した、運気上昇を願う特注の有田焼の皿でサーブ。

①クラゲの赤紫蘇和え・・・赤紫蘇でさっぱりと和えた爽快な夏向きのクラゲの冷菜。

②サーモン、ピクルスソース添え・・・脂ののったサーモンをあられ切りにカットしたピクルスと共に。

③海老のすり身をつめた万願寺唐辛子・・・万願寺唐辛子の表面を香ばしく焼き、
  中に詰めた海老のすり身は少量の醤油とナンプラーで調味。手間を惜しまず作られている。

④皮蛋と鹹蛋のチーズ豆腐・・・鹹蛋はアヒルの塩漬け蛋。
  クリーミーでコクがあり、お豆腐感もしっかり。ワインが似合う味わいだ。

⑤茹で鶏の麻辣ソース・・・四川ではよだれ鶏(口水鶏)と呼ばれる冷菜。

前回は皿に盛られた料理の色使いに物足りなさを感じたが、今回は見た目もエレガント。

細部にまで神経が行き届き、雅趣に富んだアート性も高いプレゼンだ。

2.エビととうもろこしのさくさく揚げ

「お待たせしました。夏の悔いを残さないように、同じメニューではありますが――。」

マネージャーさんが待望のエビととうもろこしのさくさく揚げを運んできてくれた。

「ジャパンレストランウィーク2015」ランチで1個仕留めそこなった大事なエビ。

今日は逃すものか!

軽やかに揚がったエビを慎重に掴み、ぷりっとした身質と甘みを存分に楽しんだ。

(ノブロー) 管理人は昼のリベンジを果たせたと大喜びだで。

 

卓にはフカヒレ用の大きなスプーンがセットされ、コース料理の目玉、姿煮が登場する。

3.フカヒレ姿煮(お1人様1枚)

白湯ベースとした美味しいソースにはオクラ、脇にはおこげが添えられている。

話によると、フカヒレのサイズは約80gとのこと。

フカヒレに合わせた白湯ソースは、重ねすぎない味の清廉さがあり、その塩梅がとても良い。

(ノブロー) ここんちはフカヒレの理想郷だで。よっしゃ!同行者さんのフカヒレも見に行くべ♪

じっくりと味がしみ込んだふかひれをの繊維をさくっと噛み切る喜びに加え、

サクサクとしたおこげがソースを吸って、また美味い。この合わせ技は万金に値する。

4.干し貝柱と細切り押し豆腐 黄ニラの炒め煮

あっさりとした広東風のテイスト。出汁が真面目なので後味も綺麗だ。

(ノブロー) この皿も凝ってるな。UFO型してるだ。

5.牛ホホ肉、四川唐辛子、花椒炒め

重厚感のある皿に盛り付けサーブ。

クレソン、マコモダケ、インゲンなど。四川唐辛子は風味付けのため外していただく。

質の良いホホ肉には味がぐっと入りこみ、ぴりっと辛くてスパイシー。

食感は異なるが、ビーフシチューのような濃厚なコク深さがあり、リッチな味わい。

これは、赤ワインに合うなあ。

(ノブロー) こん皿は石巻、雄勝石を使った皿で磨くと硯になるそうだ。

実は当店の箸置きにも使われている、言うてただ。

6.選べる〆料理

〆の麺・飯は5種類からの選択。

先日ランチおまかせコースで通常の5択を披露してもらったばかり。

再訪の日も近いため、シェフの計らいで、特別バージョンでの提案を受けられた。感謝です。

1.胡麻担々麺(温)、2.冷やし担々麺、3.サラダ冷麺、4.蛸と新生姜の炒飯、5.生海苔のお粥。

各自違えてチョイス可能。すると、こちらからお願いするまでもなく、卓上に取り分け用の小碗、

レンゲなど一式を揃えてくれました。何時もながら、本当に至れり尽くせりであります。

蛸と新生姜の炒飯

蛸の歯触りに柔らかな新生姜の風味が香る、

甘めで優しい味わいのパラパラ炒飯に安らぎを覚えた。

冷やし担々麺

「麺をちょっと冷やすので、少しだけお時間いただけますでしょうか」

選択時にそう言葉を添えてもらえた冷やし担々麺は涼しげな器に美麗な小山を形成して登場。

炒飯には温めた小碗だったが、こちらの取り分け用には冷やした小皿をいただいた。

こういうところでも店の格の違いを感じるのである。

芝麻醤のコクに香りの良い豆瓣醬の辛味と旨みが入り、爽やかな甘酸っぱさが

味を織り成す。すっきり食べれて品が良い。好味!

さて、デザート時にはおしぼりが温かいものに差し替えられた。

7.デザート

食後は金萱茶(きんせん茶)のサービス。もちろんティーポットでいただけたが、

フロアを担当してくれる マネージャーさんは中国茶にも詳しく、個人の要望を伝えれば

ブレンドもしてくれるという。

空気のように軽いココナッツと黒糖のお餅は「ジャパンレストランウィーク2015」

SUMMER PREMIUMランチと同様。

桃のシャーベットと桃のコンポート

新作のデザート。

シャベーットとコンポートの周りの冷たい桃のスープにはミント、オレンジ、ライム、レモンを

使い、糖度の高い桃の甘みと柑橘系の酸味のバランスが絶妙で

甘美な気分に浸らせる淑女のデザートだ。

 

以上でコース料理が終了。

「ジャパンレストランウィーク2015」SUMMER PREMIUMでも気合の入った料理の

数々に包容力のあるシェフの人柄と誠実さを実感した。やはり当店を選んで正解だったと思う。

 

会計は、テーブルチェックにて。 Hand011人当たり11,000円(千円未満四捨五入)。

退店時にはシェフやマネージャーさんの丁寧なお見送りを受け、心に残る

素晴らしい時間を過ごせた。“口福”を求めてまた来たいと思う。

 

麻布長江 香福筳 (アザブチョウコウ コウフクエン)

東京都港区西麻布1-13-14

TEL  03-3796-7835

営業時間/ 火~金 11:30~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O)
                土・祝・日 12:00~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O)

定休日    月曜(祝日の場合翌日休み)

※ジャパンレストランウィーク満足度数は、4.5~5.0 
※中国料理満足度数は、5.0 (*^・^)ノ特別です。

2015年9月 1日 (火)

2015年9月1日

1509

(ノブロー) 食欲の秋に突入するだー!

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