SILIN 火龍園(シリン・ファン・ロン・ユェン) 六本木
広東料理 「SILIN 火龍園 」(シリン・ファン・ロン・ユェン) 再訪。
11月、所用のため訪問。ピークタイムを避けたのだが、まだ客の波は引いていない様子。
予約をしていない一人飯、テーブルを整えますからということで、入口でしばらく待つ。
その後、案内を受けたのは、店内中ほどの細長い大テーブル席。
8~10名は座れるのではないだろうか。
椅子を2つ空けた横には、やはり一人で食事を取られる女性客あり。この卓には2人。
相席仕様だが、街場の中華食堂のように、ぎちぎちに客を案内しないところは、さすが。
リラックスして食事がとれるよう、ゆとりのある贅沢な空間を提供してくれた。
当店、ランチもいいお値段だが、細やかな配慮がなされているなら、これも付加価値分だ。
ミッドタウンガーデンを視界に望みながらの、ゆったりランチタイムは特別感がある。
テーブル・セッティング等は、変りがないため省略。メニューから単品で麺をチョイスした。
海鮮上湯麺(海の幸のつゆそば)@2,592
海鮮つゆそば1杯に、この値段。決断するのに勇気が必要だった。
サーブ時には、好みで使えるよう、ペッパーミルで黒胡椒が置かれるが、まずはそのままで。
具材は、主役のホタテを筆頭に、海老、イカ、カニといった海鮮に、黄ニラ、パプリカ(赤・黄)、
ヤングコーン、干しイイタケ、白菜、青菜などの豊富な野菜の面々。
盛り立て役の、エビ、イカが並な風体であるのに対し、(それでも、平均以上なのだけれど)
肉厚なホタテの美的なレア加減は素晴らしい。
弾力があるけれど、噛むと柔らかく甘みもあって、健康そのもの。
この出会いはドラマティックだ、思わず顔が綻ぶ。
極細の美白麺は、ぽそっとした独特の歯ざわりで
上湯に炒めた、海鮮、野菜の旨みが入ったスープとの相性は、想像どおりに
マッチング力の高さをみせた。品よく、美味い。
後半には、フレッシュな黒胡椒を使い、味をぴりっとひきしめて食す。
具材と麺を平らげ、スープを飲む頃には、意外にもボリュームを感じさせてくれたので、
女性にはこれで十分かもしれない。
会計は、きっちり2,592円。税込でサービス料もかからない。
まあ、十分にリッチなお値段なので、これ以上求められたら、私自身の財布がギブアップなわけだが。
SILIN 火龍園 (シリン・ファン・ロン・ユェン)
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア ガーデンテラス 2F
TEL 03-5413-0088
営業時間/ 月~金 11:00~15:00 17:00~24:00 土・日・祝 11:00~24:00
定休日 不定休(東京ミッドタウンに準ずる)
※ランチ満足度数は、4.0~5.0
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