重慶飯店(ジュウケイハンテン) 新館1F 横浜中華街
中華四川料理「重慶飯店」(ジュウケイハンテン) 新館。
別館は以前、利用していますが新館ははじめて。
場所はローズホテル横浜1F。
そのローズホテル横浜 上海蟹フェアで
2014年10月20日~11月30日迄、蒸し上海蟹 一杯、中 1,800円、大2,400円
(消費税・サービス料込み)という情報をゲット。
中華街でも歴史のある当店。安心感はあるし、この提供価格はお値打ち!
11月下旬に滑りこみセーフの利用。
入口で名前を告げ、スタッフさんに書きとめてもらう。
平日の12時前だが、既に待ち組は2組、3番目の案内になるとのことで、
設置されたソファで順番待ちをした。
絨毯が敷かれ、広々として高級感のある店内。
数歩前を歩くスタッフさんの誘導で、右手側の窓際テーブル席へ着く。
基本は2人席のところ、荷物用に椅子がセットされた感じ。
ちょっと待ったけれど、この席なら落ち着けて食事がいただけるし、通りも覗えていいな。
テーブル・セッティングは、取り皿(2)、箸置き、ロゴ入り箸袋に入った割り箸(縦置き)、
レンゲ置き、レンゲ、ナプキン、メニューなど。
テーブルクロス(布製)は2枚重ねで、卓上には、醤油と酢も置かれている。
着座後には、タオル地おしぼり(トレー置き)とステンレスポットで中国茶が茶杯と共に運ばれてくる。
また、ビールを注文したためか、ザーサイも登場。
蒸し上海蟹(2)と小籠包(4)をお願いすると
「上海蟹の蒸し上がりまで、時間を30分要します。小籠包も少しお時間がかかりますので、
その間に前菜など、いかがでしょう。」とサジェスチョン。
今日は古くからの友人(以下、世田谷特派員と記す)との会食。
上海蟹フェアで、店を選んだのは私だ。
中華街を散策し、ハシゴ飯計画だけれど、ポーションの小さいものなら大丈夫かしら?
卓上に置かれた簡易メニューの海鮮入りカダイフ巻き揚げに目が留まり、
世田谷特派員と相談の上、遅ればせながら追加注文した。
上海蟹肉入りショウロンポウ 1個(2個より)@350×4
トップバッターは、小籠包。
蒸籠を開けると、カップケーキに使用するようなホイルケースにのっていた。
針生姜入りの甘酢たれ。甘いが、舌に残る嫌なくどさはない。
取り皿に移した。頂には蟹の身を確認。
小ぶりなボディだが、自分が何者であるかを顕示している。
口に含むと、餡はふわっととろけていくように柔らかくデリケートな食味。
ホイルケースを敷いたプレゼンは意外だったが、味は真面目に美味い。正解だ。
清蒸大閘蟹(上海蟹)(中)@1,800
蒸し蟹を注文する際、雄、雌どちらにするかを尋ねられた。当店も選べるのだ。
今の時期は、もう雄だろう。
スタッフさんは、強く、雄・雌のプッシュはしない。当方の判断で雄をチョイス。
蒸す前の上海蟹の“お披露目”はなく、蒸しあがった後に、“初お目見え”となる。
中サイズだが、やはり思った通り、見た目が小さい。
しかし、落胆することはない。要は中身がみっしり詰まってくれていれば問題ないのだ。
ファインガーボウル、刻んだ生姜入りの黒酢も運ばれてきて、解体作業の手順は口頭説明。
あとは、自分で行うことになるが、当店の道具はがっちりとしたカニハサミ、
カニフォークなので安心。
実は、私は自分ですべてやりたい人なので嬉しい
置かれた黒酢を舐めてみると、これも甘かったが、上海蟹との相性は悪くない。
ハサミとフォークを駆使し、無心になって蟹を解体し、ひたすらほじる。
この作業に集中しつつ、それでも取り辛い部分はしゃぶりつく。
身も程よくレア感があって、ねっちりとした白子、味噌ともにしっかり。
この値段にしては充実していて、お得感あり。美味かった。
海鮮入りカダイフ巻き揚げ 1本(2本より)@600×2
結局、蒸し蟹と格闘中に登場。
綺麗に揚がっていて、油切れも良く、皿に油が落ちていない。
同時にセットされた、ピリ甘のチリソース。
甘さの後から、しっかり辛さが追いかけてくる感じ。美味。
先端部分はカダイフばかり。歯が海鮮に到達したところで、旨さ急上昇。
エビ、かに、すり身など頼もしい弾力。
チリソースをつけていただくと、ベストマッチ。美食節での受賞も納得の味だった。
会計は、1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)
注文の3品、どれもにっこりマーク。店を選んだ私としても安堵した。
一定のクオリティを保ってくれるので、接待などのビジネスシーンにも対応できる1軒だろう。
重慶飯店(ジュウケイハンテン) 新館1F
神奈川県横浜市中区山下町77 ローズ ホテル 横浜 1F
TEL 045-681-6885
営業時間/ 11:30~23:00(22:00L.O.)
定休日 無休
※横浜中華街満足度数は、4.0~5.0
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コメント
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自分は重慶飯店に良い印象がないのですが、写真を見る限り美味そうですね。
>海鮮入りカダイフ巻き揚げ
写真で見る限り、カダイフが多いような気はしますが。
食べてみたい料理ですね・・・物理的には難しいですが。
投稿: 魔神 | 2014年12月19日 (金) 01:15
魔神さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
タイミングが合ったようで、清蒸大閘蟹は身も詰まって美味しかった~。
中華街だと、だいたいが2,500円前後の値段ですが、
これが1800円で提供とは、「重慶飯店」さん、灯台下暗しです。
大の2400円はさらに有難さたっぷりなんでしょうね♪
また、私はねちねち蟹をほじりたい人なので、セルフも大歓迎。
ただし、当店のようにしっかりした道具あればこそ!です。
中華街のカダイフ巻揚げというと、某店を思い出しますが、
当店のものは油切れが良く、チリソースとの相性もばっちり。
同行者も喜んでおりました。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
投稿: みに | 2014年12月19日 (金) 12:21