聘珍樓(ヘイチンロウ) 横浜中華街
中華街大通りの広東料理の老舗 「聘珍樓」横濱本店。久しぶりの再訪。
生憎、食事は他で済ませてしまったため、軽く甜点心をいただこう。
レセプションで食事or飲茶を聞かれ、「飲茶で」と答え案内を受けたのは、1階右手のテーブル席。
変わらず格調高く落ち着きのある店内は、ぐるなびによると総席数780席を誇り、
様々なシーンで対応が可能。
さて、着座後にメニューを手渡されると、恐るべきことに別腹が起動し始めた。
それは、当店の飲茶は1個より注文可能だからだ。
帆立貝入り腸粉@260(@281税込)
腹に溜まり系は、2名で1つを分けることにした。
もっちりとした皮の中に確認できる帆立の量は少ないし、私にはタレが、ややしょっぱく感じた。
タロイモの五目包み揚げ@260(@281税込)×2
歯を入れると、うき粉の衣はさくっと。
ねっとりホクホクとしたさといもの中には、様々な具材が充実。
これは数ある点心の中から当たりを引いたようだ、と思わずにんまり。
アワビ入り餃子@260(@281税込)×2
緑鮮やかな翡翠色の半透明な皮(澄麺皮)を噛み切る。
メニューによると、アワビを海老のあんに練り込んだという話ですが、そのアワビの存在感が希薄。
海老あんにすっかり飲み込まれたようだ。
別腹ストップ。甜点心に移ろう……。
酸梅湯(サンメイタン)ゼリー@540(@583税込)
語学の先生(香港人)が酸梅湯(sun mui tan)が、好きだという話をしていた。
「しゅんむぅいとん。漢方、梅干しのジュースだよ!甘酸っぱくてすごい美味しいんだ。
香港に行ったら試してごらん」
その話が頭をよぎり、メニューからチョイスしてみた。
口に含むと烏梅全開。別に甘くもないし、漢方ぽくってクセのある味わい。
ううむ。医食同源とは斯くあるものか、と完食したが、好みの分かれるところだろう。
白玉団子入り緑豆のお汁粉@640(@691税込)
同行者さんの温かいお汁粉。こちらは、ほっと落ち着ける和みの味。
飲茶のチョイス次第では、明暗が分かれてしまうようだが、これも老舗店に対する期待値が大きいからだろう。
味は一定のラインをキープ。1個より注文できるシステムは、小腹満たしにも丁度良いし、
また2014年4月1日よりサービス料(10%)を廃止したのだという。
畏まらず気軽に利用できるようになったのは有難い。
聘珍樓 横濱本店
横浜市中区山下町149番地 中華街大通り
TEL 045-681-3001
営業時間/月~金 11:00~15:00 17:00~22:00
土 11:00~23:00 日 11:00~22:00
定休日 年中無休 -店舗情報「食べログ」より-
※横浜中華街満足度数は、3.9~5.0
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