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« 競馬の話 ヴィクトリアマイルG1 | トップページ | 一初(いちはつ) 北千住 »

2010年5月17日 (月)

大はし 北千住

寝太郎に起きてもらいましたっヽ(*^^*)ノ

次なる北千住居酒屋めぐりは「大はし」。しかし店内は撮影禁止という話を

耳にいたしました。魅力的な文章を書く力のない私に代わって寝太郎さんに

ピンチヒッターをお願いいたしました。

それでは寝太郎筆の「大はし」Aicon339 よろしくお願いしま~す。


大 は し

IMG_6932

森下の『山利喜』、月島の『岸田屋』ときて、“東京三大煮込み”最後の店である

北千住の『大はし』へ、とうとうやってきました。 

『徳多和良』でひっかけたあとだったので5時は回っていたでしょうか、のれんを

くぐると店内はすでににぎわっていて奥へ細長いコの字のカウンターはいっぱい。

右手壁ぎわのテーブル席に案内されました。

4人がけのテーブル席に差し向かいで座ります。

 

古い(といってもこちらは7、8年前に改築したそうですが)居酒屋の特等席は

基本的にはカウンターでしょうが、初回なのでテーブル席もある意味気楽でいいし、

それほど広い店ではないのでカウンターの雰囲気も伝わってきます。うん、悪かない。

 

ビールはもう飲んだので、ゆっくりやるつもりで焼酎にします。

壁に貼られた品書きには、「焼酎(梅・氷)1,250円」とあります。 

ここは、焼酎といえば芋や麦や米や蕎麦や黒糖などの乙類ではなく、甲類のそれも

キンミヤ焼酎のボトル(600ml)が黙って出てきて、そいつに梅シロップを足して

飲むこともできればさらに別売りのソーダで割って飲むこともできる店なのですね。

キンミヤ焼酎好きのわれわれにはうれしいかぎりです。

 

焼酎(@1250)

プレーンソーダ(@130) 

を注文。

グラスに氷をいれ、キンミヤ焼酎、梅シロップ、ソーダ(下町の居酒屋の三種の

神器のようなものですね)と注いでざっと混ぜれば梅サワーのできあがり。

サワーを外で手前勝手に作って飲める楽しさとふところの安心感は格別であります。

 

肴は――

煮込み(@400) 

まぐろぬた(@400)

すみいか(@450) 

串かつ(@420)

 

お目当ての煮込みは牛すじでしょうか、甘すぎずあっさりして好印象。

ぬたは味噌の甘さと酢の按配、かたさもほどよく旨い。

すみいかはやや乾燥気味か。串かつは……特筆すべきことはなかったような。

 

『徳多和良』のような驚きはありませんが、活気あふれる昔ながらの居酒屋の

雰囲気を楽しみつつ飲んでいると、あとからテーブルの隣につかれたお二人連れの

お客さんから、声をかけられました。われわれとさほど変わらぬ年代のご夫婦です。

もうお帰りとのことで「飲みきれないから、よかったらどうぞ」とご主人に

キンミヤ焼酎のボトルを差し出されました。この店ではボトルのキープもできる

のですが、浅草にお住まいなのでなかなか来られないから、とのこと。

それならば、と、まだかなり残っているボトルをありがたく頂戴しました。

 

北千住の居酒屋まで足を延ばしてこられるあたり、お二人とも飲食へのご趣味が

おありなのでしょう、お帰りの前に奥様はご親切に浅草のお勧めの店を教えて

くださいました。蕎麦屋にフレンチ、イタリアン。

いずれもわれわれの知らない店ばかりで、思いがけぬ収穫という感じです

(メモしておいたのでいずれ訪問するはず。みにの記事をお待ちください)。

 

こういうことがあるから、居酒屋めぐりは面白い。

下町の人って気さくであったかいねえ、などと話しながらいい心持ちで飲んで、

いただいた焼酎まですっかり空にして酔っ払いが二丁できあがり。

プレーンソーダをさらに3本追加して、お会計は2人で合計3,490円でした。

1 

まだつづきがありまして。

初回からわずか2週間ほどしか経っていない某日、われわれとしては「遠征」気分

の大はしに思いがけず裏を返すことになりました。 

 

三ノ輪の近くで小三治の落語を見ることになり、それにからめて今度は

南千住の『大坪屋』で早い時間にいっぱいやってから行こう、と計画。

ところが行ってみると店の開店時間がその日にかぎってなのかネットで下調べ

した16:30より30分遅れの17時になっていることが判明。

開演までの短い時間にさっさと飲もうという企画です。

貴重な30分を無駄にはできません。しかたなく他をさがしてみます。

が、北千住とちがって南千住の駅近くにはこんな時間から開いている具合の

いい店が見つからない。『下町酒場巡礼』(ちくま文庫)という本によれば

すぐそばにもう一軒渋い居酒屋があったはずだ、と見ると、たしかにそこに店は

あり、看板こそかかっているものの、どうやらたたんだ気配。 

しばらく歩き回って、「こうなりゃ徳多和良か」と2人の意見が一致。

タクシーを飛ばして千住大橋を渡ればそこはもう北千住。

『徳多和良』再訪の絶好のチャンスかも。ところが念のためケータイでネットに

アクセスして確認すると、今日はおやすみ。残念。しかし、どうやら活路は

北千住に見出せそう。この時点で、目標を変更して『大はし』にロックオンです。

 

千住大橋近くまで歩いてやっとタクシーをつかまえ、まだ若い男性の運転手さんに、

北千住の大はしってわかりますか、と訊くと、はいわかります、との答え。

聞けば北千住っ子だそうで、ケータイで友達に歩行者天国の実施状況を

確認したうえで、大はしに一番アクセスのいい場所で降ろしてくれました。

若いけど、人間味のあるいい運転手さんではないか。

 

で、再訪。

のれんをくぐると、平日だからかまだカウンターに空きがあって親父さんがそこを

指で示す。二度目なので初回よりは様子がわかっている。

とはいうものの若干緊張しつつ並んで座ります。 

短い時間だけど酒はやっぱりキンミヤ焼酎をボトルで頼んで、肴はまぐろぬた、

串かつが前回と同じで(串かつ頼んだことを忘れてました)、煮込みに変えて

豆腐もはいった肉豆腐を注文(こないだは、みにから肉豆腐を頼むよう言われて

いたのに、まちがえて煮込みを頼んじゃってました)。

 

前回触れませんでしたが、この店の一番の売りはカウンターのなかできびきび

立ち働く男衆でありましょう。なかでも、われわれが座ったカウンターのでっぱりに

立つ大将の威勢のよさが印象的で、最初のうちは威勢がよすぎてつっけんどんな

くらいに感じて面食らったほど。テーブル席とちがって、至近距離ですからね。

 

しだいに気持ちがほぐれてきたのは、キンミヤ焼酎の力もありますが、お隣に

座っていた常連さんが声をかけてくれ、話をするようになったのも大きな理由です。

団塊世代の男性でこの店に通ってもう10年になるとか。カウンターに並ぶ他の

常連さんたちとも顔見知りのよう。

基本ひとりで来られている方ばかりのようですが、そこには排他的ではない

ゆるやかな連帯があって、といって互いにべったりせず、ほどよい距離感を保って

銘々が酒を楽しまれている様子がはっきり見えてくると、個人的にがぜん

この店を見る目が変わってきました。

大人のひとり酒っていうのは、こうありたいもんです。  

 

もっとゆっくりしたいところだけど、落語があります。ぼちぼち引き揚げないと。

短い時間だから飲みすぎず、焼酎が余ったら前回のお返しではないけれど、

隣に座った方に進呈しよう、なんて思っていたのですが、キンミヤのボトルは

空になっていました。 

 

勘定を頼むと、眼鏡をかけた温厚そうな親父さんが、カウンターの下から

時代劇でしか見ないような大きなそろばんを取り出して見事な手さばきで玉を

はじきはじめました。常連さんによれば、それがこの店の名物のひとつでもある

そうで、以前に悪い客がいてそろばんが盗まれたこともあったとか。

残念な話ではありますが、ある意味この店ならではの「伝説」と言えるのかも。

 

われわれが「お先に失礼します」と声をかけると、言葉を交わしたお隣だけでなく、

周囲の常連さんたちがみなさん感じよく会釈してくれました。

なるほど。この店の真価は、こういうお客さんたちに愛されているところにあるのだ

と感じ入りました。思いがけず裏を返してカウンター席に座ればこその発見でした。 

 

焼酎@1250、プレーンソーダ@130×3、肉豆腐@320、まぐろぬた@400、

串かつ@400で会計は2人で合計2,780円。お値打ちでしょう。

IMG_5817

このあと、店を出たわれわれは三ノ輪までタクシーを走らせたのですが、

やはり団塊世代の地元のその運転手さんも『大はし』のことはご存知で、糖尿を

わずらってから通えなくなったのを残念がってました。やっぱり愛されてるんだなあ。

 

大 は し

〒120-0034  東京都足立区千住3-46

TEL      03-3881-6050

営業時間/ 16:30~22:30

定休日   日曜・祝日 

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

寝太郎の居酒屋満足度数は、★★★★ 積極的に好きです。

みにの居酒屋満足度数は、★★★☆ 消極的に好きです。

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コメント

店内撮影禁止は、残念ですが、いい感じの居酒屋さんですね。
寝太郎さんの文章は、さすがにお上手。
店内風景が、眼に浮かぶようです。
千住で2番の看板。
1番は、どこなんでしょうか?

寝太郎さん おはようございます。

おお、こちらがお話に伺った「大はし」ですね、写真無いのが残念ですが寝太郎さんのレポートで行ってみたくなりました。
落語お好きなのですね、うちもたまに浅草演芸ホールへ足を運びますよ。

またやってしましました、↑ピンガです~
(そそっかしい事このうえない)

ヒーリングタイムさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
おほめいただき恐縮です。
初回も二度目も、見ず知らずのお客さんとの素敵な出会いがあり、これは書いておくべきだと感じたので、ものぐさな僕にもなんとか記事にできました。
「千住で2番」よくお気づきになられましたね。
このキャッチフレーズ、一番はお客さん、という意味がこめられているそうです。
みには「一番は徳多和良!」などと言っていましたが(笑)。

ピンガさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
そうです、こちらが「大はし」です。
今さら僕がお勧めするのもなんですが、なかなかいい感じでしょう?
今のようになる以前から山利喜に通われていたピンガさんなら、きっとお嫌いではないのではないかと思います。
落語、公演に足を運ぶようになったのは最近です。しかし、とても楽しい。老後の楽しみを見つけたような気がしています。
寄席も行ってみたいと思っています。
浅草演芸ホール、いいですね。まだ行ったことはありませんが……本当は今年の正月に行こうかと計画していたのです。いつか行かなくては。

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